浴衣の君を見て、、
ある日の昼
○:今日も暑いし、外出たくないから
クーラーガンガンにして引きこもろうかな
なんて思っていた最中
\ピンポーン/
○母:あんた、友達来てるわよ
○:?
正直、今日は友達と遊ぶ約束なんて入れてないし
せめて、遊ぶなら連絡して欲しいなぁなんて
思いながら、階段を降りてドアを開けると
愛:○○ー!遅いよ〜♡
○:???
ごめん、お引き取り願いまs
愛:ちょっと〜、○○閉めないで〜
○:いきなり来てどうしたんだよ、愛季
この子は谷口愛季
僕の小学校からの幼なじみで大学も一緒だ。
あと、僕の片思いの相手でもある。
愛:今日さ、近くで花火大会があるじゃん?
○○の事だからどうせ外出たくなーい
とか言ってると思って、あいりたんが
誘いに来てあげたわけ、感謝してよ?
○:感謝しろって言っても、元々行くつもり
無かったし、連絡ぐらいしてよね。
愛:しっかりLINEしました〜、
ずっと寝てた○○が悪いんだ〜
正直、あまり乗り気ではなかったが、
愛季と花火大会に行けるならと思い
○:はぁ、分かったよ。花火大会行くよ。
愛:当たり前じゃん。
寝坊助に拒否権はありません!!
じゃあ、17時に○○の家集合ね!👋
と言い残して、愛季は帰って行った。
○:しゃーなし、準備するか
それから、
髪を直して、服を選び、少し早めに身支度が
済んだ為、外で待っていると
愛:お!○○〜👋
浴衣姿の愛季がこちらにやってきた。
○:遅いよ〜愛季
愛季:女の子は用意に時間が掛かるものなの!
それに○○、何か言うことないの?
愛季の浴衣姿はとても可愛いかった。
それと同時にこの思いは君に伝えておかなければ
きっと後悔する。そう思った。
○:愛季、あのさ、
俺、愛季の事が好きです。
今までずっと隠してきたけど
今日、言わなきゃきっと後悔する。
そう思ったんだ、だから、
その時、優しい何かに包まれた。
愛:バカ!遅いのは○○の方だよ泣
好きでもない人と花火大会に行こう
なんて誘うわけないじゃん。
○:ごめんね、気付けなくて
お願い1つ聞いてあげるからさ?ね?
愛:じゃあ、
○:ぇ//
愛:愛季の事、大切にしてね?//
君の浴衣姿はどんな花火より綺麗だった
fin.