
旅先で歴史を見る、など。
仕事半分、趣味半分。
仕事仲間でもある友人と出かけた先で、
味のある歴史的な石碑というか、
呼び名さえわからないものを見かけまして。

これが何を示すものか、
いつ埋められたものか、
何の意味があるのか、
さっぱりわからなかったのですけれども。
「縣」の字が普通に使われていた時代の古さでありながら
ちっとも色褪せていない力強さに、
なんだかとても圧倒されてしまったのでした。
自分の仕事は3ヶ月もすれば消えてなくなるものです。
ロゴなら10年くらい保ってくれるかな?
と思いつつも、事業者次第ですし。
ここまで長く残るものについて、憧れに近い想いをもってしまうのでした。
人の記憶に残っても、モノは残らなかったりします。
そして忘れられていく。
その寂しさみたいな気持ちと折り合いをつけながら生きるのが、デザイナーの宿命なのかなと思ったりしました。