君の代わりは
どうもこんにちは!airchです。
あ、私、ギターの専門行ってたんすよ。
ピアノ、バイオリン、ギター、ベース、、とかならひけるんですよ。練習すればだけど。ベース以外は習ってたので。
で、そのなかでも、今日は私とずっと一緒にいるギターの話をしようと思います。(機材の名前出てくるから知らない人はなんとなくふーんって流してくださいw)
私、もともとあんまり機材を重視しないタイプです。
もちろん好みはあるけど、基本的に、そこにある機材を使う。アンプも、マーシャル好きだけど別にジャズコでもいい。エフェクターも、別になくてもいい。そこにあるもので、その時自分が納得できる音が出ればいいと思ってます。
めんどくさいし。
機材にこだわりすぎたら、その機材があるところでしか楽しめない気がして。
めんどくさいし。
だったら、選り好みせずいろんな機材触ってみて、音だしてみて、へえ、こんな音鳴るんだー。って楽しんだ方が、色んな楽しみ方できるから。
(まあ、ようはただ拘るのが面倒なだけ説)
もちろん、ある程度こだわってた時期はありましたけどねwもういいかなって。
ギターに関してもそうです。
あ、私は背が小さくて、でかいやつとか重いやつは弾けないので、その点はすこしこだわらないといけないんだけれども。
別に、○○社の○○じゃなきゃだめ!ってのはない。なんなら、鳴ればいい。弾きやすい弾きにくいはあるけど、別に、自分が弾き方変えればいいし。
で、なんだっけ?
ああ、ギターね。
そんなこんなで、うちのストラトちゃんと出会ったのは、今からだいたい15年前位でしょうか。
私にとって、4代目のギターでした。(あれ?3代目だったかな??まぁいいや。)
こちらです。
当時、初めて通称名『あや』としてギターボーカルで3ピースのバンドを組んでいました。(本名ではないよ)
ストラトちゃんは、フェンダー社製。ベースのお父さんが持っていたものを1万円でゆずってもらったものです。(やっす!!!)
出自などは不明。なんなら、ベースのやつにたしかフェンダーUSAっしょ、といわれてふーん、ってなってたけど後々みたらフェンダージャパンじゃねーか!ってなったやつです。(そのくらい曖昧な認識でギターやってたw)
ネック、サラサラ。細くて 弾きやすい。ボディも軽いし、細い。そんなギターです。
毎日弾いて、毎日一緒にいました。
反抗まっさかりのクズJKだったので、学校サボってスタジオ行ったりしてました。
バンドが解散しても、次のバンドを組んで、掛け持ち4つくらいやって、毎日毎日バンドの事を考えて、曲作って、歌って弾いて、ライブして、オールでスタジオして、と、とにかく幸せだった。
そんなうちに、この子に自分のものだと刻みたくなって、自分でペタペタシールはって、バンドでの自分の通称名もラインストーンでつけました。ウサギのシールなのは、その時組んでたガールズバンドがウサギにまつわる名前だったんですw
それから、ネックも自分でやすりで削ったりしてました。ピックアップも好きなやつを一つ知り合いにつけかえてもらったりして。なんか彼女を自分好みに変えていく彼氏の気分ですよ。ええ。まわりに引かれようがなに言われようがどうでも良かった。こいつは俺のだ。なぜか、ストラトちゃんに対してだけはそう思ってた。だから、他人に弾かれるのも嫌だった。
専門行っても、ずっと一緒でした。他のを買う気にならなくて。
まわりがピカピカのPRSとかを誇らしげにマイニューギアしてても、へーってかんじでした。
一人暮らしを始めたときも。
情緒不安定なときも。
挫折して心折れたときも。
彼氏を振ったときも。
最高のライブができたときも。
けなされた日も、褒められた日も。
ギターを弾くのを諦めた日も。
あの時も、あの時も。
ずっとストラトちゃんは私のとなりにいました。
それから諸事情あって、暫く(2~3年くらいかな?)ギターを弾かない日々が続きました。でも、そんなときも私のとなりには、ストラトちゃんがいました。
いつか弾けたらいいな、そんな風に思って月日がたち、パソコンでの作曲をまたやりはじめたタイミングで、少しずつギターも弾くようになりました。
あの頃とは違って、アンプもエフェクターもうちにはないので、今はもっぱらパソコンに繋いで弾いています。
そして、今、ストラトちゃんは、一部が接触不良?になって、パソコンにつないでも音が出ない時があります。修理にだしたけど直らないwww生音しかならないwwwエレキの意味ww
でも、でもね、それでもいいから、
直らなくてもいいから、
音なんかでなくていいから、
隣にいてほしいと
そう思ってます。
そう思って、今も弾いてます。
ネックの裏側も変色してきてるし、金具一部壊れてフェルナンデスのだし、シールは張りっぱなし、ラインストーンなんかいくつか取れちゃってるけど。
機材に拘らない私が、
ストラトちゃんだけは、
手放す気がないのです。
録音用に、新しいギター買うのもいいかもしれない。
それか、スタジオ行ってギター借りてやればいいかな。
でも、ストラトちゃんは私の隣ね。
そんで、私が死んだらネックだけでもいいから、フレット外して一緒に火葬して散骨してくれたら嬉しいな。
そのくらい、ストラトちゃんは特別。
君の代わりはいないんだ。どこにも。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?