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【UEFA EURO 2020 #1】とある注目国

¡Hola,Buenas tardes!
こんにちは。えあっちです。

いよいよこの週末から開幕するサッカー欧州選手権「UEFA EURO 2020」。

「前回W杯覇者。選手選考も抜かりなし!フランス鉄板!」
「なんのなんの。前回EURO&第1回UEFA ネーションズリーグをそれぞれ獲ったポルトガル!」
「いやいや。プレミアリーグで揉まれた実力がここに開花!イングランドでしょうー!」
「んなぁーこった~ない!FIFAランク1位の実力侮るなかれ。ベルギー!」
「そんなそんな。調子を落とした時のドイツ。この大会で帳尻合わせますよ」etc…

今頃、世界中のサッカーファンは今大会のEUROについて、あれやこれやの予想をしている最中なのではないでしょうか?

当然実力のあるチームの試合内容や動向はチェックには値します。
そんな中。全出場国24か国の中にあって、異才を放つチームがいるのをお忘れではないでしょうか?とても気になっています。

それは。

北マケドニア。

■北マケドニアとは?

まずは簡単に北マケドニアとはどんな国なのかをザっとお勉強。

「北マケドニア」
・面積= 25,333km2
・首都=スコピエ
・大統領=ステボ・ペンダロフスキ
・首相=ゾラン・ザエフ
・人口= 2,103,721人(2017年度)
※日本でいえば、新潟県と長野県のほぼ中間の人口
(2017年度現在のデータ)
出典:Wikipedia

軽く調べてみたら、小国の部類にカテゴライズされます。

歴史に目を転じると、古くはオスマン帝国に、近いところではユーゴスラビアという名前が出てきて、これら大国の中にあって、翻弄された過去を持つ国でもあります。

サッカーのほうにも目を転じてみましょう。

今回のEURO本選は初出場。予選は4勝2分4敗の結果を残し、辛くもプレーオフに。そんな中、コソボを2-1。ジョージアを1-0で退け、長年の悲願となる、国際舞台登場となりました。

■北マケドニアに起きた「奇跡」

ただ。これだけでは少しインパクトに欠けますね。その北マケドニアに注目が行く理由。

それは…

今年3月に行われたW杯欧州予選で、強豪ドイツを1ー2で退け、世界をアッと言わせたのが記憶に新しいところでしょう。しかも、ドイツのホームゲーム。驚かないというのがウソになるでしょう。

当然主導権はドイツが握るのは仕方なし。

そんな中、北マケドニアは踏ん張る踏ん張る。GKのディミトリエフスキの見事なシュートストップもあり、これでチームは意気に感じたのだろうか。パンデフとエルマンの2ゴールでドイツから大金星を奪うことになったのです。

小国が大国を破る。これが偶然なのか、運、そして奇跡か?そう思わざるを得ないサプライズ。

■頑張るベテラン・勢いある若手

北マケドニアの注目選手。やはりここはゴラン・パンデフを真っ先に挙げないとなりませんね。

ラツィオ所属時代の2008/09シーズンは9得点と2桁得点こそはならなかったものの、コッパ・イタリアでは6得点を上げ得点王に輝く活躍で、チームの優勝に貢献。37歳になった今でもチームを牽引するカリスマ性を当然含んでいます。

そのパンデフがベテランの象徴であるのなら、若手期待の星は、ナポリ所属のエリフ・エルマス。先に挙げたドイツ戦では決勝ゴールを記録。北マケドニアの試合をこれまで観たことがないのが申し訳ないが、パンデフとトリチコフスキのサポート役も厭わないのだろうか。彼の活躍にも注目したいですね。

スペイン LaLigaファンとしては、先に挙げたGKストール・ディミトリエフスキはラージョに。MFエリス・バルディはレバンテに。FWアレクサンダル・トライコフスキはマジョルカ所属、かつ久保建英とのプレー経験もあるなど。見どころ多い選手が揃っているのも魅力的ですねぇ。

思えば。先日行われたUEFAヨーロッパリーグでは人口5万人程度の街にあるスモールクラブ(失礼かな?)であるスペインのビジャレアルが、ビッグクラブに数えられるイングランドのマンチェスター・ユナイテッドを破り、初のタイトルを獲得したのも記憶に新しいところです。
ジャイアントキリング。北マケドニアの動向にも注目ですね。

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今週末から始まる「UEFA EURO 2020」。

全試合観るのは辛いですが、めぼしい試合の時は何かしらの形で触れたいと思います。

一応「#1」とタイトルに付けましたからね。

最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。

¡Hasta la proxima!

■追記

今回は、文藝春秋社から発売の『Number 1028号』の付録でもあった、「EURO 2020 出場24か国 選手名鑑&ガイド」にもお世話になりました。





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