あどけないはなし #2
¡Hola,Buenas tardes!
こんにちは。えあっちです。
本当ならば『UEFA EURO 2020』の記事を書こうかと思ってましたが、この話を少々したいと思います。
■「アタック25」今秋終了へ 長寿クイズ番組46年の歴史に幕 後番組は若年層ターゲット(スポニチアネックス)-Yahoo!ニュース
このニュースにはショックを受けました。抜け殻になってました。
この番組は私の一つの夢でした。憧れでした。その夢が絶たれました。
そんな『アタック25』終了に関してあれこれ綴っていきます。
■何故『アタック25』は終わるのか?
まず。今回の『アタック25』の終了の要因として次のようなことが挙げられています。
民放業界全体が若い視聴者層を獲得するための番組制作へシフトしている中での改編となった。広告関係者も「後番組は若年層をターゲットにした番組になる予定です」と明かしている。
前段のYahoo!ニュース参照
最近の傾向として、「若者をターゲットとした番組作り」と称して、いくつかのテレビ番組が終了してます。
『メレンゲの気持ち』『噂の!東京マガジン』といった番組が終了。どちらも若者向けの番組にシフトチェンジしてますね。
(『噂の!東京マガジン』はBS波に移動しての放送になっているようですが)
その"若者向け"という言葉が果たして今のご時世に相応しいものなのでしょうか?
今の若者はYouTube、Amazonプライム・ビデオ、Netflixなどといったネット配信のコンテンツを頻繁に視聴する・日曜午後は外出しているなどといった時間に割いているという状態であると思います。ひと昔前からライフスタイルが明らかに変化している実感を持っています。
果たして、近年の日曜午後のライフスタイルに"若者向けテレビ番組"は馴染むものなのでしょうか?
最近のテレビの傾向として"衝撃映像"と称してYouTubeやTwitterなどのSNSで見つけた面白動画をそのまま放送したり、グルメ情報番組も増えてますね。また、スタジオであーだこーだ言い合うという作りの番組が増えてきているのもその一つでしょう。
『アタック25』の後継番組がまだ発表されてはいませんが、そんな番組の数々を若者が歓迎するのでしょうか?
そんな似たり寄ったりの番組を歓迎するでしょうか?
いささかな疑問を持ちます。
また、前段のYahoo!ニュースでの記事にはこんな一言が載ってます。
一時は世帯視聴率が20%を超えることもあったが、最近は5~6%台で推移。
前段のYahoo!ニュース参照
近年、テレビ番組が10%の視聴率を獲得したら成功の部類にカテゴライズされてますね。視聴率20%近い視聴率の番組といえば最近ではお正月に放送されている箱根駅伝ぐらいしかパッと浮かぶものがないですね。
(あとはニュース番組ぐらい?)
先に触れたように、若者のライフスタイルの変化で、視聴率の20%超えは難しいと思いますが、日曜の午後に5~6%の視聴率を持っているのはある意味で重要視すべき事項なのではないでしょうか?
■一つの文化
『アタック25』は約45年続いている番組です。児玉清さん、浦川泰幸アナに現在の谷原章介さんと司会は受け継がれていますが、司会者が変わっても、番組の基本フォーマットに変化はありません。
また、当然クイズ番組。番組内で出題される数々のクイズの問題も硬軟取り揃えて、幅広い知識と問うスタイルは45年近くの間続いている事実もあります。
その番組スタイルは、他局が真似することができない一種の"文化的要素"を併せ持っています。
その文化の火を消してはいいものなのでしょうか?
文化というものは、当然長い伝統の上に成り立っています。『アタック25』が育んだ文化は司会のお三方・問題の出題者・スタッフの皆さんはもちろんのこと、多くの回答者と多くの視聴者がいてこと成立しているものです。
それらのものを否定していいのでしょうか?
確かに昨年からは新型コロナの影響で一般視聴者の参加者をスタジオに招くことが少なくなり、総集編で繋いだり、タレントの皆さんが番組に参加していることや、優勝賞品がパリ旅行・地中海クルーズといったものから、ハワイ旅行や宮古島への2泊3日の旅行へランクダウンしてしまったなどの要素が番組を終了させる要因となっていると考えられます。
しかし、マイナス要素が増えている中、『アタック25』の文化的側面をあっさり放棄していいものでしょうか?たやすく火を消していいものでしょうか?
疑問を抱えるばかりです。
■番組をどう残すか?
まだ番組の終了が正式に発表はされてはいませんが、ほぼ終了するであろうという既定路線ができてしまいました。
が、番組に参加したい方はまだまだ多いはずです。
私もこの4年ほど番組の予選会に参加したいために応募を続けてますが、ことごとく落選しています。
それらの方々がある意味で"路頭に迷う"はずです。
ではどうすれば番組を残すべきか?
2点ほど提示したいと思います。
・節目節目で特番化する
・BS波で残す
この2点です。
先に触れたように、まだまだ番組に"アタック"したい方は多くいらっしゃるはずです。それらの方々の声を大事にすべきです。
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長々と書いてしまいました。それだけ『アタック25』という番組が好きだからこそということで、お許し下さいませ。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。
¡Hasta la proxima!