【UEFA EURO 2020 #4】北マケドニア日誌②
連日熱戦が繰り広げられるUEFA EURO 2020。
ここまで18試合ほど終了した訳ですが、私は11試合近くライブで見てます(汗)
同時並行のコパ・アメリカ含め、1日4試合視聴という日もあったし…
とにかく寝不足です。
そんな寝不足の心身両面の疲れを解消してくれるのは何か?
北マケドニアですよー!
■ウクライナの攻勢
グループステージ 第2節の相手は、ウクライナ。第1節の対オランダ戦は2-3と壮絶な打ち合いを展開したものの黒星スタート。今回の北マケドニア相手では勝ち点3はマストというシチュエーションでこの試合に臨んだはずです。
まず先手を握ったのは当然ウクライナ。これは北マケドニアからしては仕方ないところ。
min.29にはコーナーキックからのこぼれ球をヤルモレンコが。min.34には右のスペースから抜け出たヤレムチェクが立て続けにゴールを記録し、ウクライナが2-0とリード。このままセーフティリードを守り切るのでは?というシーンがちらほらと浮かんできました。
今回ばかりはクリーンシートを食らうだろうなぁ。
しかし。
これはほんの序の口に過ぎなかったのでした。
■北マケドニアの反転攻勢
2-0と早くも2点のビハインドを抱えることになった北マケドニアではありましたが、2点のビハインドを背負った北マケドニアの反撃がここから始まる訳です。
min.39ではオフサイドにはなったものの、お馴染みパンデフ兄さんがお見事なシュートを放つ。後半立ち上がりのmin.46では同じくパンデフ兄さんからのパスで、アデミのテクニカルシュートを放つものの、これをウクライナのGKブジュチャンがファインセーブ。
min.51にはウクライナが得た横からのFKを、守護神・ディミトリエフスキがファインセーブ。
これが2点奪われているチーム??
次第にテレビを見入っている自分がいたのは確かです。
そんな北マケドニアの奮闘を神様は見捨ててはいませんでした。
min.55。ショートコーナーからの流れで、トライコフスキが放ったミドルシュートはブシュチャンに阻まれ、クロスバーに。そのこぼれ球に反応したパンデフ兄さんがカラバエフに倒されてPKを獲得!キッカーはアリオスキ。彼の放ったキックはブシュチャンに一度はセーブされるものの、気合で押し込み1点を返す!!!!
やったよ!やったよ!よく点獲った!!
オーストリア戦同様、前を向くサッカーを随所に展開していた北マケドニア。その自分たちのサッカーが何かしらの形でいい方向に転がっているとしか思えません。
トドメは守護神・ディミトリエフスキのmin.84でのPKストップだなぁ…これは痺れた!涙が出そうになります…
試合は結局のところスコアは2-1でウクライナの勝利。北マケドニアにとってはまたしても勝ち点を奪うところまでには至りませんでした。
が。オーストリア戦と今回のウクライナ戦2試合で、彼らのサッカーに対する熱やひたむきさというのが痛いほど伝わってきて、実に興味深く面白かったです。
イタリア、ベルギーなどの強豪国が手堅く2連勝し、ベスト16に進出するのも当然大会を楽しみ一つの魅力ではあります。が、小国でも心意気一つでサッカーの強国とも渡り合えるのを北マケドニアは証明しているかと感じます。
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そんな北マケドニア。グループステージ最終戦はこのグループの「ラスボス」ともいえるオランダとの試合になります。
ここまで2勝し、既にベスト16入りしたオランダ。北マケドニア戦は主力を温存して試合に臨むと予想します。
が。
今の北マケドニアは何か「奇跡」を引き寄せる力を持ち合わせています。オランダ相手に何かサプライズを起こしてほしい。そう願うばかりです。
北マケドニアの最後の挑戦。
しっかり見届けます!
最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。
¡Hasta la proxima!