【詩】紙ひこうき3号
夢を描いた ノートの1ページ
チャイムの合図で 一緒に飛ばした
教室の窓 吹き抜ける風
君のスカート 僕のキモチ 順に揺らしてく
目を閉じて 3つ数えたら 未来へワープ
そんな奇跡だって 本当に起こりそうで
放課後の空の もっと眩しい光まで
紙ひこうき 僕らを 明日へと連れてって
君に内緒で 作った3号機
翼の裏には 照れくさい言葉
不意をつかれて ふくれっ面の
君の横顔 僕が真似て 順に吹き出した
暮れる街 いつかは僕らも 大人になって
だけどこの思いは いつまでも変わらぬまま
ふたりの瞳は 同じ景色を映してる
紙ひこうき3号 夕焼けを越えてゆけ
影が手を繋ぐ 朱く染まった帰り道
紙ひこうき3号 あの夢で待っていて
タイトル:紙ひこうき3号
作:こーた
使用フォント:BIZ UD明朝 Medium
印刷しての最小フォントサイズ:18pt
記事内本文の字数:307文字
紙飛行機(1枚)
折本(4ページ折本)
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