8番の君へ
君に対しての気持ちを一言でいうと、「羨望」だと思う。
私にはないものをたくさん持っているから。
人からの信頼とか、運動神経とか、キラキラした笑顔とか、コミュ力とか、君が持っているものは、私には無いから。
その分私が持っていて君が持っていないものも何かあるって、君は言ってくれるかもしれない。
そうじゃないと不公平だからって。
でもさ。
世界っていうのは不公平で不平等なんだよ。
私は君になれないし君も私になれない。
だから私は君が羨ましい。
君になりたいわけじゃないけど、せめて君の持っているものの1%でも私にあればよかった。
君を羨む人生じゃなくて、素直に君という存在を愛せる人生がよかった。
私はいつも言い訳してばかりだから、今もこうやって君を理由に変われない自分を見て見ぬふりをしている。
こんな自分にそろそろ疲れてきたんだけど、でも変わりたい、変わらなきゃって思ったことも本当だったりする。
少しずつでも私は変わりたいと思う。
君の幸せを心の底から笑える私に変わりたいと強く思う。