メキシコ女ひとりたび④〜カンクンの楽しみ方〜
¡Hola! Buen día.
アイルです🇲🇽
今回は、メキシコ最大のリゾート地、カンクンの楽しみ方について書いていこうと思います🏝️
カンクンとは
カンクンは、東西に伸びるメキシコのうち、東端に位置するユカタン半島の、その中でも最東端にあります。
マヤ文明の遺跡、美しいカリブ海、マリンアクティビティ、豪華なホテルなどを楽しめるので、世界中の旅行客に人気です。✈️
日本でもハネムーン先として人気を集めています。💒
メキシコ最大の（？）観光地ということで、収入源としても大事なので、メキシコ側も問題を起こしたくないのでしょう、警察の目が光っており、治安の心配はありません。🙆♀️
メキシコシティを観光する際にはいろいろと注意が必要です（後日記事にします）が、カンクンは普通にリゾート行く感覚で大丈夫です！
カンクンでおすすめの訪問先
まずはカンクンでど定番のチチェンイッツァ
・マヤの中のイッツァ人の、優れた建築・天文技術が遺跡となって残っているところです。
・チケットを買って森を抜けていくとどーんとピラミッドが現れます。これは「エル・カスティージョ（🇪🇸：城）」というもので、各面91段✖️4面＋1つの神殿＝365段というのが，暦に匹敵するということで、マヤの天文への驚くべき知識を感じることができます。
・スペイン人が森を抜けた先にこれが忽然と姿を現したことを想像すると、その衝撃はいかほどだったろうと思ってしまいます。
・エル・カスティージョの4面のうち、2面は修復が終わり綺麗な状態です。逆に残り2面は修復前で、昔の状態を偲ぶことができます。
・エル・カスティージョのククルカン（蛇の神様）の間で手を叩くと、、、？
・敷地内に、球技場、チャクモール、頭蓋骨の台座というものがあり、これらは生贄儀式の残存です。
・チチェンイッツァのあるあたりは時刻がカンクンと比べて1時間遅いので最初は戸惑うと思います。ケータイの時刻表示が変わっていることを覚えていてください。そしてツアーやバスの時間を間違えないようにしてください。
・8時の開場と同時に入ると良いです。人が少ないため写真を撮るときに余計なものが入らない・日陰が少ないので涼しいうちに行ってしまった方が良い、という理由があります。
・キャプションは多い方なので、研究がそれほど進んでいるのだろうと伺い知れます。
・路上では今を生きるマヤの方がお土産の路上販売をしています。黒曜石なども本物かどうか怪しいですが、その後メキシコシティの市場などに行く予定がない方はかってもよいかもしれません。
・チケットゲート周辺にある売店は、スタバも含め価格が超高価でした。喉が渇きすぎて思わず買ってしまったマンゴースムージーは800円していました。
トゥルム
・マヤ後期の遺跡トゥルムは、海沿いにあります。
・カリブ海と、崖に聳え立つ遺跡という構図がなんとも唯一無二。
・チチェンイッツァのようにピラミッドなど建造物がどんっと残っているのではなく、遺構のようなものが残っています（土台部分だけ、とか）
・イグアナやカメが多くいます。
・かつてはここに都市があったらしく、人口のうちたった10％の上級階層の人がこの中に住み、残りの90％は敷地を取り囲む壁の外で暮らしていたということをガイドの方から聞きました（ただ英語ガイドなので聞き間違いがあるかもしれません）
・「トゥルム」というのはこの都市の名前ではなく、マヤ語の「壁」という意味の「オートゥルム」の一部らしいです。スペイン人に「ここはなんていう場所？」と問われたときに意味がわからなかったマヤ人の人が、スペイン人が指差していた（ように見えた）城壁について「オートゥルム（壁だよ）」と言ったのを、スペイン人が「Oh (it’s)Tulum(あー、トゥルムだよ)」と解釈し間違えたため、Tulumという名がついたそうです。つくづくいい加減ですね。
・プラスチックの持ち込み禁止のため、ペットボトルもダメでした。おかげで灼熱の中、水分補給ができず、まじで死を覚悟しました☠️。ステンレスなどの水筒ならば持ち込み可らしいので、ぜひ水筒を持っていってください！！！！！！！！
・上記の理由から、暑い時期は避けて比較的涼しい11月〜3月にいくのが良いかと思います。それ以外の時期に行く場合は、水筒を用意していくのがよいです。
・暑さも相まってあまり滞在できないかと思うので、滞在時間は1時間〜1時間半を見積もれば良いかと思います。
セノーテ
・ユカタン半島に3500くらいある、天然の泉たち。
・メリダ州の隕石落下地点を中心にして同心円状にセノーテがあることから、形成過程には隕石落下が関わっているという説もある一方、違うところに目を向けるとセノーテが散財しているので、あまりよくわからず、、、
・ただ、なんらかの原因でえぐりとられた地面に地下水が湧き出て、透明度の高い泉のようになったものが「セノーテ」です。
・川がなく生活の水を手に入れる手段がないユカタン半島ではセノーテが水源で、まさにセノーテというのはマヤ語で「命の水」という意味らしいです。
・そんな「命の水」セノーテの重要度は著しく、集落がセノーテを中心としていたり、儀式の際には生贄や供物が投げ込まれていたりしたそうです
・そんなセノーテでは現在ダイビングやシュノーケルなどで泳ぐことができます。確実に生贄儀式のあった「聖なるセノーテ」（チチェンイッツァの近く）では遊泳は禁止ですが、もしかすると自分の泳ぎに行こうと思っているセノーテでも生贄儀式があったかもしれません。
・いくつかセノーテを回って特に衝撃だったのはcenote chen-ha。洞窟の入り口をかがみながら入ってみると、シンとした神聖な空間。一言でも発することをためらってしまいます。真っ白な石灰石の水底に、地面から垂れる鍾乳石、陽の光が差し込むことで青くみえる水面、、、。ここでも遊泳はできるのですが、あまりの神秘的な景色に、遊泳することは罰当たりな気がして遊泳はしませんでした。ただgooglemapには口コミがたった6件というほど知名度の低いセノーテです。そのためツアーの目的地には99％ならないでしょう。でもご安心ください、ツアーの目的地によく入ってくるcenote mariposaと同じ敷地内にあるため、cenote mariposaに行くツアーを選ぶと、cenote chen-haにもいくことができます。ぜひこの絶景を見にいってください！！！！！！！
カンクンの周り方
カンクンを回るには絶対にツアーをおすすめします‼️
【理由】
・公共交通があまり発達しておらず（ADOというバスがあるだけ）、移動するにはタクシーが選択肢として上がるのですが、他の都市とはちがい、uberが違法なので流しのタクシーを使わざるを得ず、それが少し怖い
・各遺跡が点在しており、タクシーで行くにはかなりお金がかかる＆バスの範囲でないことも
・遺跡が多いので、その知識をガイドの方から学べる
ツアー会社についてはこちらの記事で書いているのでご覧ください👀
カンクンのおすすめホテル
カンクンではお金を少し奮発して
①ホテルゾーンの ②オールインクルーシブを選んでください。
①ホテルゾーン
ホテルゾーン（約22キロにわたる細長い砂州）にはリゾートホテルが立ち並んでいます。
このホテルゾーンに位置するホテルでは、オーシャンビューの部屋が多く、部屋から朝日や夕陽、海をのぞむことができます。また、ホテルのプライベートビーチで泳ぐこともできます。
このエリアにあるホテルは、ツアーの送迎の範囲にあるので、ホテルピックアップ・ドロップオフが可能です。上記のようにタクシーもバスも不便なカンクンでは、ツアーの集合場所に出向くのも一苦労なので、ホテルまで迎えにきてくれる利便性を選びましょう。
②オールインクルーシブのホテル
オールインクルーシブというのは、朝昼夜ご飯だけでなく、バーやプール、ジムなど、ホテルの全て（オール）が料金に含まれている（インクルーシブ）ため使い放題、という意味です。
特にホテルゾーンの周りには、飲食店や店があまりないので、ホテル内で全て済ませられるよう、オールインクルーシブが良いです。
また、メキシコ到着初日や、ツアー帰りなどは体がクタクタなので変則的な時間に寝てしまうこともあるかと思います。夜遅くに目が覚めてしまってご飯を食べようと思ってもホテル内では移動が安心です。
私の滞在先
ツアー会社が用意してくれていたホテルがこちらでした。
少々部屋の設備が古い感じはしましたが、ホテルゾーンにありオールインクルーシブのホテルしてはかなりリーズナブルです。
カンクンの気候
年中暑いです。とにかく汗が吹き出ます。
また、ときたま藻が大量発生します。これについては特定の時期がないらしく、ほんとに運です、、、
番外編
メモ程度に書いておきます
・メキシコシティも合わせて訪れる場合、こちらを先にした方が良いかも（オールインクルーシブならレストランもホテル内にありダラダラゆっくりするのに適しているため時差ぼけを治すために長時間睡眠するのに向いている）
・服装は観光客感があってよい（逆にメキシコシティは服装に注意が必要）。キャミに短パンなど露出の大きい服の人も多い
・基本的に価格がめっちゃ高い。食料品にしろお土産にしろ、、、。メキシコシティに行く予定もある人はそちらで買うことをお勧めする。
・空港は特にめちゃ高い。水が500円とかする。
・よく虹がでる。なんか良い。
・チップ（ホテルで荷物を運んでくれた人、ツアーガイド、送迎運転手）はドルでも大丈夫
またまた長くなってしまいました💦
次はメキシコシティ観光編です👀