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メキシコ女ひとりたび②〜旅行記を書く前に〜

前回の記事で「連載を始めます!!!」なんて意気込んでいた私ですが、
連載を始める前に書いておかなければならないことが、、、。
それは、私のポリシーの説明です。💡

観光地で撮る写真が全て同じになる理由

突然ですが、みなさんは、「観光地で撮る写真が全て同じような写真になる理由」を知っていますか?
それは、「その世界を演じたいから」なのです。
…チコちゃん風になってしまいましたね。
それもそのはず、言い回しはチコちゃんから引用させていただいています。

私の抱いていた思いがまさに代弁されており、知らない間に私が番組に携わっていたかなと思うほどでした(笑)
この回を見ていただいたら、私の言いたいことがまさに凝縮されているのですが、
見れない方のために、さっくりとまとめますね。👀

・昔は「旅」というと、行ったことのない場所・知らないことを体験する「初体験」「新発見」の連続でした
・しかし、今では情報社会にあり知識量が増えたこと、それからSNSやその他を通して他人の撮った写真を見れることで、知らないこと・見たことない場所が減ってきています
・社会に溢れる旅情報に溺れることで、「初体験」「新発見」のための旅は、他人の体験の「追体験」「再発見」の旅になっています
・そこでは、観光地は「舞台」、以前見た写真が「台本」となり、他人の体験や得た情報をを再演するわけです

「チコちゃんに叱られる!」2024年8月23日放送分 筆者まとめ

以前から、「他の人が撮った写真を見て、その場所に行きたいと思い、見た写真の構図の通りに写真を撮る」という旅の仕方に辟易していました。
もちろん、私も写真を見て「ここに行きたい!」と惹かれ、行くことはあるのですが、ほぼほぼの確率で、最初に見た写真の感動を超えることはありません。
むしろ、写真を見て期待が高まりすぎている分、「こんなもんかあ」とがっかりすることが多いです。
また、がっかりするとまでは言わなくとも、その写真の構図通り自分も写真を撮ることに対し、いわばスタンプラリーのような感覚を抱いていました。
そのモヤモヤを一言で言い表してくれたのが、この番組の「感動の追体験」という言葉です。

私の独特な旅準備とその成果

誰かの撮った写真を追体験するような旅は嫌だなあ。
そう思う私は、観光地に行く時に、できるだけ写真という前情報を見ないようにしながら情報を集めるようになりました。
実際、今回、メキシコに行くことが決まった時も、メキシコ旅行特集のテレビ番組が放送されていると、目は閉じて音声だけ聴いて映像は見ないようにしたり、
「地球の歩き方」を読むときは、写真は見えないよう目を細めたり…。
そんなふうにして景色のネタバレを防いでいました。
おかげで、メキシコに行ってまみえる風景は、自分にとって真の「初体験」。
その大きさに、美しさに、荘厳さに、心が震えるほど感動しました。

私のポリシー

そのため、このnoteでも、観光地の写真を載せるのは控えようと思います。
いつかメキシコに行くかもしれない読者の皆様に、メキシコで初めて「初体験」をしてほしいからです。
ですので、写真を見たい方は、それぞれの記事で引用するgoogle mapをご覧いただければと思います。
写真も見たい方にはお手数おかけする形となりますが、以上私のポリシーをご理解いただければと思います💦

前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ旅行記を始めていこうと思います🇲🇽💨

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