じゃない方ブログ始動 #00
社長ではない代表取締役が、独断と偏見、そしてあくまで個人の感想で業界の話、ビジネスの話、その他の馬鹿馬鹿しい話題まで深掘りする、文章だけではない手記を公開します。
・ご挨拶
どもども、アルカミクス総合研究所(以下、AIR)の代表取締役の平松です。
AIRは、ITにおける企画、開発、WEBサイト制作、映像制作、サービス運営などを行う制作系ワンストップソリューション企業です。自社サービスを絶賛開発中です。
社内にはプランナー、アカウント、ディレクター、デザイナー、エンジニアなどが多数在籍し、すべてが正社員で、私の友人です。宮崎にサテライトオフィスもあります。UI/UX/CXはもとより、映像やAIにまで手を伸ばし、ECなどのサービス拡充を行い、BtoCまで含めて活動する組織です。20代から50代まで、若いスタッフからキャリアの長いスタッフまで、それぞれのお客様への対応を日々行っています。
・社長ではない代表取締役とは
弊社には代表が2名おり、私は社長ではないほうの代表です。なので「じゃないほうのブログ」となりました。会社ができる前から、社長は若いほうがいいと思っていましたので、昨年、満を持して交代できました。よかったよかった。もちろん、キャリアのある年長者も必要ですが、それは相談相手として機能すればいいと考えます。
・時代と組織の変化
なぜ社長が若いほうがいいと思うのか?ということですが、時代は常に未来への片道切符であり、一方向で流れ続けています。その道すがら、自分も含めて歳をとります。会社自体も。どれだけ素晴らしい理念があろうが、能力があろうが、考えがあろうが、技術があろうが、時代はお構いなしにどんどん進んでいきますし、変化も多々あります。
そう、全てが古くなっていくのです。未来永劫続く組織など存在しません。うちも例外ではないでしょう。しかし、そのカルチャーや生き方を次代へ紡ぐことはできると信じます。
古くなるのは日本だけでも大変ですが、世界中同じように時間が流れます。時間だけは平等に、誰でも1日は24時間ですし、1年は365日です。金持ちだろうが、偉かろうが、頭が良かろうが同じですよね。そして、誰でも老朽化する前提で生きています。
若作りして、一時を誤魔化すのは、無様な化粧のようでみっともないのでやりたくありません。ウソになるし、誤魔化して生きているようで、どうも居心地が悪い。好奇心を満たしながら、瑞々しい発想で日々を過ごすにはどうするのかを考えますが。
立場を変えたり、会社自体を変えたり、自分を変化させることが肝要です。10年以上、同じ会社で社長なんてやるもんじゃありません。社長でいることは経営の責任者という立場で会社をコントロールするわけですが、長時間運転し続けてはいけないように、休まないといけませんね。勘違いしてはいけないのは、二度と社長をやってはいけないという意味ではありません。0からまた新しいことを始めれば、ちゃんと若返りますから自分も会社も。もちろん、業態によっては10年が短いこともありますので、絶対ということではないです。
・情報産業と組織の対応
我々がいるITや情報産業、広告の業界は、情報の変化が早く激しい側面を持っています。今の世の中ではなくてはならないものになっています。そして、フェイクも多く、悪意のある情報操作も存在します。
例えば、AIの台頭や量子コンピュータの出現による演算能力、処理能力の向上。5Gで終わらない、次世代の6G技術による通信量と品質の向上。それらの通信をもとにした各種センサーによる自動的なデータ収集。さらには、データからのマーケティングや行動学、認知心理学などによるUIやUXの考察。各種デバイスの高度化や小型化による個人の扱うデジタル情報の高度化。マーケティング、デザイン、開発、あらゆる統合技術によって対応する人間側の能力向上も必須になっています。
この変化には一般人がなかなかついていけない事象も多くあるため、そのような変化にいち早く対応し、ご説明をしながら進行できるように、社員たちは情報に追われまくる現状があります。
私の考えでは、社員にまずこの情報を扱い発信する側の覚悟と意識を求めます。もちろん能力も。一歩間違えれば、誰かを無用に傷付けてしまったり、何らかの事故につながったり、悲しい誤解を生む要因にもなりかねません。昨今のSNSやYouTubeなどの動画サービスなどの炎上を見ると、怖いことも多いと思います。炎上自体は、現代人の思考の癖が悪化している可能性がありますが、これはまた別の機会で扱いたいと思います。思考のバイアスの話になりますので。
・情報発信と意識の重要性
話を戻して、弊社で仕事をする場合、まずは情報や技術を扱う人間として、ファクトに基づいた高い意識を要求します。
高い意識は、無学、無知、無努力、無調査では発生しません。ある程度以上の情報をインプットし、精査し、確認をしながら、確実なものとして自身にアーカイブする必要があります。あまり固く考えずに自由な脳みそで、限界を考えずに考え続ける体力も必要ですね。簡単な言葉で言い換えると「気にしておく力」です。気にするのは当たり前ですが、気にしておいて自動的に思考を回し続けておける癖がちょうどいい。脳の癖として、そういうものがあります。つまり、「え!そんなことまで考えていたの?」という現象を生み出すことです。
会社が儲かれば、大きくなれば、有名になればというのは、ただの結果であって目的ではありません。まず、私の手の届く範囲のスタッフに「一騎当千」の能力や考え方、その人間のあり方を共有していき、日々変化が起こる目の前の世の中へ柔軟に対応し、変化を恐れない「自分」になってもらいたいと思っています。世間的には逆行するかもしれない「属人性の強化」を私は求めています。属人性の強化で出来上がったあまり同じ人がいないメンバー同士で、チームワークではなく、チームプレイをしてほしいのです。
社内の研修で行うこともできますが、都度の説明をするのと並行し、このような場で公開情報として社内外問わず共有することを目的としました。(さらに並行して、YouTube他の動画などでの映像配信も予定しております。)全体的な基礎の底上げという意味で。
・まとめ
個人的な内容がある場合もありますが、笑って読み飛ばしてください。あくまで、個人的な見解に基づいた発言です。
ここでの情報は、基本的にはエビデンスをもとにファクトな情報を発信することに気を遣っていますが、長年の私の変わったキャリア上、私心を交えて情報を共有する場合もあることをご了承ください。ご質問などで必要を感じた場合のみ、返信を行う準備もございます。
ちなみに私のスキルやキャリアの構成は、広告代理店、メーカー、コンサルタントファーム、多数のIT企業、学校の講師の経験により、デザイン、プランニング、マーケティング、ティーチングになりますので、その視点により話を進める場合が多いと思われます。
極力、柔らかな文章でお伝えしていきますし、専門用語で武装する気はありませんが、必要な範囲で注釈やリンクなどで説明を追加するようにします。
ということで、一情報として、楽しく読み飛ばしてください。
(こちらの文章は、AIリライト済)