犬走りに咲く雑草

私が中学生の頃の話です。

好意を寄せていた１個下の女の子の家にて。

私の友達、女の子のお姉さんの計4人で遊んでいました。

当時は携帯もなかったので映画を見ていました。

良い雰囲気のシーンでは手でも握ってしまおうかと葛藤しながら
映画を見ていたため内容は大して覚えておりません。

そして不意にその時は訪れました。

・・・

・・・めっちゃうんこしたい。

トイレを確認したもののユニットバス仕様。

風呂でも入ろうもんなら臭いが気になってしまう。

そこで何を思ったか、当時の私は2階の窓から手摺りを使って裸足で下に降り始めました。

そして犬走りを渡り、家の陰に隠れ。

うんこをしました。

まぁ出る出る。

我慢してるもんだから出る出る。

3歳児の頭くらいの量は出たでしょうか。

その時の爽快感は今でも忘れられません。

事が終わり、ブツは早急に犬走りの砂利で埋めました。

ケツを拭いたか拭いてないかは記憶にございません。

その後は手摺りを使って2階から侵入。

映画の続きを見て風呂に入ることもなくその日は自分の家へ帰りました。

そして数週間後、再び遊ぶ予定を付けその子の家へ遊びに行った時のこと。

何気なしに例のブツを確認したくなり家の裏へ回ると。

小高く盛った砂利の上には

雑草が咲いていました。

こうして命は循環していくのかと、子供ながらに感じた出来事でした。

おしまい。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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