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日記18 結末小説について

昔から、空想することが好きで、色んな物語を寝る前とか、風呂に入ってる時とかに考えて、自分一人で楽しんでたりしてました。

それを小さい頃からやってて、大学生になってから、そういうのを小説とかにするかも!と思って、あらすじとか、タイトルをメモし始めたんですけど、一向に、小説になんかにしませんでした!馬鹿野郎!


書こうと思って、冒頭、書いてるやつとかも何個か、あるのは、あるんですけど、何かダメなんですよね…。面倒と言ってしまえば、それで終わりなんですけど、なんというか、呻吟する苦しみとか、まだ産んですら無いんですけど、これが産みの苦しみか〜、なんて思ってました。細かい設定とか考えたり、どういう状況、描写に意味を、どうやって持たせればいいのか、全くわからないし、そういうことを勉強する気も起こらないし、まぁ、ダメな奴なんですけど….。プロってすごいですね…。

(昔、バイト先の先輩から、何かしたいことはないのって、将来の夢とか目標を書くような話の流れで、聞かれたことがあって、そのときに、ぼんやりとした夢みたいなものとして、小説とか聞いてみたいんですよね〜って言ったんですよね。今でもそうなんですけど、私、冗談半分で話をするところがあって、これも冗談半分、真面目半分みたいな感じで話していました。まぁ、冗談というか、本気でそう思ってるとは取られないだろうな、とおもって、この時も話していました。こういうところは直した方がいいんですが、これのせいで、どうやら、先輩には、本気でそう思ってると思われたらしく、しかも、その日、先輩は、ゼミの後輩に対してイライラしていたのと、先輩自身も書き手を目指して挫折した経験があったことが相まったのか、めちゃめちゃ嫌味を言われました。嫌味ではない、アドバイスだったのかもしれませんが、めちゃめちゃ聞いてて辛かった覚えがあります。本気じゃないのに…)

とはいうものの、なんかしらの形で文章として、残しておきたいのはおきたいんですよね。いいシナリオとか、中身が、自画自賛なんですけど、これめちゃめちゃ面白いなって思う、結末とかも考えたりとかしてて。こういうのは、あるあるだとは思うんですけどね。(ちょっと前に佐藤健さんの公式LINEが流行ってたと思うんですけど、それを私も登録して、健とのLINE部屋を小説を書き溜める備忘録として使おうと思って、健からLINEが来るたびに、小説を少しづつを書いて、送ってやろう、と思ってやり始めたんですけど、1回目で挫折しました。結構、LINEの頻度が高いのと、恥ずかしくて辞めました。)


ただ、そういうのを全編書くことは、先述した努力不足でやりたくない(できない)ので、超短編だったら、いけるのでは?という安易な考えのもと、結末小説というものを始めました。

https://note.com/air_fan/n/n4435f9da76ca

これ、昨日と今日で書き上げた結末小説です。

結末小説とは何かというと、結末部分だけの小説のことです。僕がこの前作りました。どうせ書きたい部分が一部だけなら、そこだけ書いてしまえ、しかも、結末だけなら、説明も少なくて済むはず!と思ってやってみました。

この『医ノ術』(仮)は、医療×超次元・能力もの、の小説です。昔から、イナズマイレブンとか、最近だと、ジョジョにハマってて、ああいう、超次元ものとか能力ものってやっぱ、王道だし、かっこいいよな〜と思って、何か、真新しい能力ものはないかなと思って、医療と組み合わせることにしてみたのが、この結末小説です。


読む人がいるのかわかりませんが、以下、結末小説のネタバレを含みます。




舞台としては、医ノ術という、さまざまな医療に関する能力が溢れる世界で、不運にも医ノ術を持たないが、手術の腕だけは最高峰の明石が主人公です。

どんな、医ノ術が登場するのかというと、包んだ空間を超衛生的な空間にしてしまうものや、患者の悪いところを全部見られる術などです。本来であれば、触っただけで、切り傷が治るとか、身体の一部を食べさせると風邪が治るとか、種々の能力が毎話いろいろと出てきて、いろんなケースを表現していくのが理想ですね。これ漫画向きじゃね?

結末小説では、ドクターヘリの部門に異動になって、いくらか経った明石の最期が描かれています。先輩医師の有村と同期の田中と、トンネルの落盤事故の現場の救助に向かう3人ですが、最後の一人を助けたところで、落盤に巻き込まれて、明石が瓦礫の下敷きになってしまいます。そこで、医ノ術を発現した明石が、自らが死ぬことを契機に術を発動させ、死んだ人間を全て生き返らせて、物語としてはおしまいです。個人的には、医ノ術と政府からのお触れや、明石の眼の設定なんかはうまく、いい感じに設定できたなと思います。


ちなみに、医療の知識は全くありませんし、書く上で知ろうともしなかったので、ガバガバな医療知識で書いてます。許してください。やっぱりプロってすごいや。


結末小説としては、主人公である、医ノ術を持っていない明石が、実は持っていて、発動条件が死ぬことだった、というシーンが書きたかったんですよね。これ、結末までちゃんと書いているとしたら、相当感動というか、鳥肌モノの、結末だと自画自賛したいです。ありそうですけどね。(ちなみに、落盤事故で死ぬとか、ドクターヘリとかは完全に、コードブルーから、良い風にいえば、インスパイアを受けた部分です)

しかも、明石の医ノ術は、それまでこの世界にないとされていた、人間を生き返らせる術でした。これで、善い人間も悪い人間もどちらも生き返ってしまうことに、葛藤しながらも、明石は善い人間を信じることにします。とはいえ、明石は、術の発動を止められないので、信じるしかないともいえます。ちなみに、明石と田中は付き合ってそうですよね。そういう展開が好きなので、そうしたい部分もあったんですけど、匂わせるくらいにしてみました。なんだこの後書き。

本来であれば、医龍みたいなクールなキャラとして、田中を描こうと空想してたんですけど、しかも、術も、裂傷を手で撫でることで治すもの、でしたが、結末部分だけ書くとなると、田中の術は、トリアージにする必要があったので、性別も女性にしてみました。ちなみに、有村さんがそこまで活躍してないのは、現地執刀という言葉を使いたかったので、急遽作った術を担わせるために作られたキャラだからです。現地執刀って、多分、実際の医療の場では、絶対にやらないと思うんですけど、医ノ術というものがある世界ならでは、な気がします。

ちなみに、ですが、3人が働いている病院は、有村とか田中の医ノ術のように、かなり最高峰で医療にとって欠かせない医ノ術が揃っていることからもわかるように、日本で一番でかくて、質が高いとされている病院です。ただ、そういう設定なので、血圧を一時的に低くする医ノ術とか、血を体内で生成するのを促す医ノ術とかを持ってる奴がいても良いと思うんですよね。だとすると、あの状況でも、明石は助かりそうな気もします。ちょっとおかしいポイントではありますね。


実は、この『医ノ術』には、『医ノ術2』(仮)がありまして、2では、明石の最期の言葉どおり、色んな死体が蘇った、混乱と無秩序の世界で、各国から、明石の遺体は、聖躰(セイタイ)として崇められ、奪取の対象となります。それは、崇拝の対象として、あるいは、研究対象として。そんな明石を田中は宣言どおり、守ろうと、日本政府に訴えかけ、万全の態勢で、彼女らの病院にて、明石は安置されることになりますが、もちろん、そこは戦場となるわけでありまして。そのような中での、医ノ術を用いた医療が続いていきます。あんまり練られてません!


いや〜、疲れたけど、やっぱり楽しかったですね。こんな感じで、もしかすると第二弾として、結末小説を書くかもしれませんね。多少、ネタ自体はあるので。

おわり





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