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デザイン解剖#07


1日1つデザインの分析=解剖記事を書いていきます!
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今日は「行くぜ、東北。」のバナーです。

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読み取れること
なんといっても特徴的なのがパズルのように組み合わされた文字とイラスト、写真。ともすると混み合った印象になってしまう組み合わせがどのようにしてうまく行っているのかを読み解いて行く。


茶色(CA8E54)黒(211814)白。
東北の雰囲気を3色で見事に表現している。

文字の配置
最初に目に入って来るのは「おかわり、」という文字。
誰もが慣れ親しんだ言葉をジャンプ率高くすることで、目線を引き付けている。この文字と「行くぜ、東北。」のロゴはグリッド左揃えにすることで整った印象に。

縦組みなのは「おかわり、」「ハフハフ」
横組みなのはロゴ、「SPECIAL」「冬のごほうび」「したくなる、旅だ。」。松岡茉優さんの素材と鍋のイラスト、「したくなる、旅だ。」がほぼ右揃えの直線上にあることで、こちらも整った印象に。「したくなる、旅だ。」は文字間を広くとることで余裕のある落ち着いた雰囲気を演出。

素材の配置とフォント選び
「冬のごほうび」を毛筆フォントにすることで、日本=東北の風景が浮かぶ。「ごほうび」を鍋のイラストに添わせて弧にすることで、素材の一体感が出ている。(写真素材との見えない繋がりも見えてくる。)
イラストをカクカクしたタッチにすることで、柔らかくなりすぎない印象に。同じく「SPECIAL」のフォントも角ばった物を選ぶことで、現代風の印象に。

ハズしのあしらい
「ハフハフ」や魚のイラスト
など、無くても内容が伝わる物をあえて要素として加えることで、囲炉裏を囲んで鍋をハフハフとつついているイメージが無意識にでも伝わる。

気づいたこと
毛筆・角ばったフォント・カクカクしたイラストを混ぜ合わせることで、和の雰囲気もありながら現代風の印象にまとめている。ジャンルとしては「和」の物だったとしても、対象としている年代や性別に合わせてニュアンスを加えて全体のバランスをとることが大事!

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今日のひとこと
体が気持ちについてこない...夏バテなのか台風のせいなのか。今年は変な夏だなぁ〜


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AYA@デザイン
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