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デザイン解剖#20

今回はニッカセッションのバナーを分析します!

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使用色

グリーンに近い青(02ACD8)と濃紺のような青(003E8D)白の3色
パッケージの色とリンクしているため統一感がある

文字周り

・「自由を歌う」を体現するように、文字の繋がり部分が離れているフォントが使われている
・文字間も広く、余裕・自由を感じる
・フォントウェイトは低めなので主張は強く無いが、逆に引きの美学で興味を惹かれる効果がある

配置周り

・上下左右どこの文字も一つのグリッド上に収まっていない。
整った印象にしたい場合は文字の縦か横、どこかのグリッドを揃えるものだが、このバナーは自由さを大切にしているためか、文字の配置も自由。
・右下に三角形の濃い色を入れることで比重が下に行っている
・↑が商品から斜めに伸びていることで影のようにも見える
・中央に逆さまになったグラスを配置することで、注目度を一気に高めている
・↑session中央のSが反転していることとの関係がありそう
・左上コピーを囲う線も1pxほどの細さで、四方が空いているので軽やかで自由な空気を感じる

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・ロゴと配置をリンクさせるという演出が面白い!

・バナーは圧が強くなりがちだが、線を細くする・どこか一部分に違和感を抱かせるという引きの手法で注目を集めることもできる!


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AYA@デザイン
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