ダノンレジェンド産駒の検討(R5.11)
最近、ダノンレジェンド産駒の勢いがすごいですね。
グリーンで様子見してて、残口がいつまで余裕あるか心配になってきたので、ちょっと調べてみました。
まず様子見してる仔はこの仔です。
ジャドールの22
父:ダノンレジェンド 母:ジャドール 母父:フジキセキ
社台F産 総額1200万円(1口6万円)
母高齢なのは気になりますが、兄姉の勝ち上がり率は悪くないので、この値段ならリスクリワード悪くないかなと思っています。
ダノンレジェンド産駒の勝ち馬傾向
とりあえず、今年(R5.1~11.5)、JRAで勝った馬の傾向をざっくり調べてみました。
全体で27勝ですが、複数勝ちした馬が3頭(ダノンミカエル(3勝)、ダノンセシボン(2勝)、メイショウコバト(〃))いたので、勝ち馬は23頭です。
勝鞍は27勝中、芝は1勝のみなので、完全にダートですね。ただ、ダートの割に450kg未満での勝鞍も散見されるのは興味深いです。
牡・センが14頭、牝が9頭なので、それほど偏りないですね。
母父は、大きな括りで、サンデーサイレンス系(9頭)、ノーザンダンサー系(8頭)が目立ちますね。
母父と母母父の組合せとしては、複数頭がいるのが
①サンデーサイレンス系とノーザンダンサー系(6頭)
②サンデーサイレンス系とミスプロ系(4頭)
③ノーザンダンサー系とミスプロ系(3頭)
と、一応の傾向は見て取れる感じでしょうか。
血統的に特徴的なのは、ミスプロ、ノーザンダンサーのインクロスを持っている馬は多い(両方持ってる馬は7頭、どちらかだけ持ってる馬は13頭)一方で、濃いインクロスは、ダノンマジックとダノンセシボンの全兄妹がStorm Catの3×4を持っているだけという点ですかね。
雑感
以上を前提に、ジャドールの22を見てみると、①母父:サンデーサイレンス系(フジキセキ)、母母父:ノーザンダンサー系(Alwasmi)の組合せ、②ノーザンダンサーの薄めのインクロス持ちという点は良さげに見えますね。
逆に、Relaunchのインクロス持ちで勝った馬がいない点はマイナスっぽく映るんですが、そもそもダノンレジェンド産駒でRelaunchのインクロス持ちって全姉コモレビキラリ(1勝クラス勝ち、2勝クラス連対あり)だけなので、気にしなくてもよいでしょう。
というわけで、馬体重も順調に増えてますし、結構前向きに様子見しています。