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私も思っていたかもしれない、
犬山紙子さんの「私、子ども欲しいかもしれない。」を読みました。
私のための本なのかもしれない。
それくらい、ピシッと気持ちよくはまる本でした。
ぷよぷよで18連鎖できちゃうくらいズボスボズボズボズボ〜と、次から次へと「これですわ」が連鎖する気持ち良さたるや!
モテない人生だった私の人生。
下手に男友達が多いもんだから、「○○と付き合っちゃえば?」「もういい加減彼氏作りなよ」と散々言われたわけで。
いや、そーゆーんじゃなくないっすか?
たまたま彼氏ができた途端、今度は「一緒に暮らさないの?」「結婚しないの?」の応酬。
いや、そーゆーもんなんすか?
なんとなく一緒に暮らすことになったら「もうすぐ結婚だね!」「いつ結婚するの?」のマシンガン。ズダダダダダダーッ
いや、なんで?
「だって子ども欲しいでしょ?」「子ども早い方がいいよー」。
…いや、ごめん。あんま、わかんないんだけど。
そんなこんなしてたら犬を飼うことになった。正直どこかで、みんなが言う「流れ」に背きたかった気持ちはあるのかもしれない。
(ま、犬が来たら来たで「結婚だね!」感は高まったんだけどね)
今でも正直わからないです。
結婚したいのか、子どもが欲しいのか、この先どうなりたいのか。
でも、2人と1匹が仲良く暮らせたらそれでよくないかとは思うのです。
今は
どんな選択をしても、きっと大丈夫。
そんな選択肢がひとつ増えた気がしています。
同時に、結婚してお母さんになった友だちも、事実婚という道を選んだ友だちも、子どもはいらないと決めた友だちも、子どもが欲しいと決めた友だちも、ひとりで育てると選んだ友だちも。
みんな自分で選んだのだと思うと、かっこよくて、そして無性に会いたくなってきました。
きっと自分で選んでないうちは、またすぐに、流されてうじうじうじうじするだろうけど、
その度に読み返せば大丈夫な気がするのです。