マガジンのカバー画像

カルチャーつまみ食い

29
本、映画、ドラマ、漫画、音楽など、つまみ食いしたカルチャーの記録です。
運営しているクリエイター

2017年9月の記事一覧

大切なものだけ大切にする

ドラマ「うちの夫は仕事ができない」のラストよかったな。 仕事ができるってなんだろう。 つかぽんは大切なものをちゃんと大切にできる人で、かっこいい。 大切なものは少ない方がいいです。 ちゃんと大切にできるから。 こんなこと言ってアレだけど、仕事は好きです。 好きと大切は、近いようでちょっと違う気がします。

一言って難しい

映画「ダンケルク」を観ました。 これはもう間違いなくかっこよく、おもしろいのでそこに関しては言うまでもないのです。 ところで、私はクリストファー・ノーランの作品が大好きなのですが、正直「ダンケルク」公開前はそんなに盛り上がっていなかった。 とあるご縁から、公開前にキャッチコピーの候補を目にする機会があったのだけど、そこにあるキーワードは ・40万人の救出 ・ノーラン初の実話 ・第二次世界大戦 ・絶体絶命 ・IMAX体験 正直、え…って思った。 「ダークナイト」のようなひ

安室ちゃん世代

はじめて買ったアルバムは安室ちゃんの「SWEET 19 BLUES」だった。 ちらっと見える胸元に大人を感じた。 小学校の卒業式では、バーバリーのプリーツスカートと黒のタートルネックにして欲しいとねだった。 厚底ブーツは履かなかったけど、これもまた安室ちゃん世代。 だから、やっぱりこう思うんです。 と。 夢を語る言葉も見る術も、そんなに私は欲しくないです。 もっと欲しいものがあるから。 そう思いながらブログをはじめたのは、きっと と思ったから。 おかしいことが

一歩一歩

朝ドラ『ひよっこ』の大円団がすばらしくよかった。 ひよっこのままのみねこの日常は、ただ一歩一歩がんばることの素晴らしさを教えてくれた。 『ひよっこ』には常に“悲しみ”がじんわり潜んでいた。戦争やお父さんや恋人との別れ、親との確執…。 くらいに。 そして、みんながどこかでその悲しみを越えてはいけないんじゃないかと感じていて。 でも、みんなが日常の中でそれを越えた。 悲しいことがあっても、恋をするし、笑うことだってある。それを肯定していいとみんなが学んでいった。 半年