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ヨダレンジャー、スタイを作るの巻

突然ですが私、「スタイ」を手作りし始めました👏

自分で言うのもなんやけど、かなりかわいい笑
とりあえず、まぁ、お披露目!

いかがですかー!?
表はパッチワーク仕様で、裏は一枚生地。
パッチワークは手縫い(なみ縫い)で、その他は全部ミシンで仕立てまして、
最後にボタンをつけて完成と!

パッチワーク生地を選んで配置を決めるのがホンマに楽しくて、あーでもないこーでもないって言いながらいろんなパターンを試して、結果的に第1号は写真のかんじ。裁縫に関しても日頃からボタンがとれたら自分で直すとか、その程度で何か作品を作ったのは中学校の家庭科の授業以来かな。

そもそも今回「スタイ」を手作りする運びになったのは素敵なご縁がきっかけ。
そう!町で知り合った一人のおばあちゃん。
昔からお洋服とか、バックとかいろんなものを手作りしてらっしゃる方で、一から全て教えていただきました。そして、そして、ご好意に甘えてパッチワーク生地はいただき、ミシン等々もお借りしました。ありがとうございます。この1枚で終わらず、2枚目も完成してまして、時間を見つけては継続してスタイ作りに励んでおりまする〜。それもこれも、「おばあちゃん」のおかげなのは言うまでもなく、「師匠」なんて呼びながら楽しく洋裁を教えていただいてまーす。

ホンマに感謝。

ちなみに2枚目はこんなかんじー!

うん、かわいい笑

毎回言ってますが、まだ子どももおらへんし、結婚もしてません。
パパ-n年生として今回スタイを作ったわけなんですが、私自身「スタイ」にはものすごく思い入れがあって。正確には「よだれ」に思い出がありまして笑


私がいくつの時やったか忘れたけど、たぶん高校生くらいのある日、父が味のある革ジャンを押し入れから出してきて縁側で磨き始めた。父はものすごく物を大事にする人で、例えば玄関でかかとが少しでも潰れた(踏まれた)靴があったら家中に響く声で呼びだされ、叱られたのを思い出す。そんな父が手に持つ革ジャンは購入から20年くらいは経っているそうな、買ったばっかりとも思えるくらいにピカピカで綺麗な状態やった。さすが!と思いながら右肩のあたりに目をやると他とはまるで違う色で、片手を広げたくらいのサイズはあったはず。たぶん。手入れはされているけど、正直汚いなと思った。

私:「そこ汚れてるやん」

父:「なにを言うてんねん、お前のせいや」

と、笑いながら言われた。どうゆうことやねんって思いながら父の話を聞くと、私が赤ちゃんの時、垂れ流した「よだれ」が原因らしい。父が私を縦抱きしていた風にポーズをとって見せた。ドンピシャで顔(口)がくる肩の位置がおかされていた。

私:「嘘やん、よだれでこんなんなるん笑」

父:「な!パパもびっくりやったわ」

自身をパパと呼ぶ父はどこか懐かしそうで、嬉しそうにその「思い出」の部分を再度磨いて手入れを終えた。その夜、私は母に父の革ジャンの話をした。当たり前に知ってるって顔で母は言った。

母:「あんたはヨダレンジャーやったからな笑」

母は私のスタイを一日に何回取り替えたわからないくらい交換してくれたらしい。そんなヨダレンジャーの子どもはきっとヨダレンジャーに違いない。俄然やる気が出る。何枚作れば良いかなんかわからへんけど、大事なのはそこではない。お金を出せば簡単に手に入る時代。けど、あえて時間をかけて手作りする。生まれてくる子どものことを思って、1枚1枚丁寧に仕立てる(まだ予定はないけど)。手作りのスタイをつけた子どもを想像する。自然と笑顔になる。洋裁もっと学ぼう、スタイに限らず洋服なんかも作れるように!そんな意気込みです!!

only oneの我が子を誰よりも愛おしく感じるのはおそらく世の中のパパママ全員に共通したことやと思う。そうやって待ち望まれて生まれてくる子どもばかりであってほしい。そんな温かい世の中であってほしい。スタイ作りがそれを後押しするとは言い切れへんけど、パパもパパ-n年生のみなさんもきっと手作りしてる時間は子どもたちのことを考えるはず。いや、考えてしまうはず。そんな時間が大事やったりするんかなって思ったり。

興味がある方は一度作ってみてはいかがですか:D


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