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【11/17瓦版】NTT東日本特殊局山口氏が目指す“技術者が好き勝手に失敗できる環境作り

パーソルキャリア株式会社様が仕掛ける新たなTECHコミュニティ「TECH Street」。“今、気になるヒト”をリレー形式でつなぐ連載記事「ストリートインタビュー」の取材・執筆を担当しております。第33回目のゲストは、東日本電信電話株式会社 ビジネス開発本部 特殊局 局長の山口肇征さん。

NTT東日本で“特殊局”という部署を立ち上げ、新しいテレワークの仕組み“シン・テレワークシステム”を作るなど、大変ユニークな活動をされている山口さんのインタビューを通じ、エンジニアとしての生き方や組織に対する考え方をひもときます。

(冒頭引用)

――ご紹介いただいた飯田様より「私がフレッツに取り組んだ時の同期で、彼は技術側にいた人です。現在、NTT東日本で“特殊局”という部署を立ち上げ、新しいテレワークの仕組み“シン・テレワークシステム”を作るなど、大変ユニークな活動をされています。エンジニアにとって有意義なお話が聞けると思います。」とご推薦のお言葉をいただいております。まずは、現在の山口様を形作る原体験をお聞かせください。

山口氏:大学では土木工学を専攻して水の浄化について研究していました。当時はインターネットの黎明期で、現在のGmailのようなフリーメールもない時代に、助手の方から突然、「研究室内でメールサーバーを立ててほしい」と言われました。何が何だかよく分からなかったのですが、他の研究室の詳しい人に聞きながら、Unixを購入し、何とかメールサーバーを構築し、管理人を設定し、メールアドレスを作り、学内でインターネットを使える環境を作りました。世間的にメールでやり取りしている人などごく一部の存在でしたが、私その時、パソコンで文字を打って世界に発信したり受け取れることを目の当たりにして、通信の面白さを知りました。そこで方向転換をして土木工学ではなく、通信会社のNTTに入社。そこからインフラエンジニアとしてのキャリアがスタートしました。

入社後、配属先の秋田で法人のSEを担当。そこで2年半ほど働きました。当初、技術の習得にはかなり苦労しました。今ではクラウド上に便利なツールがたくさんあり、自由に勉強ができますが、当時はそのようなものは存在しません。もちろん社内研修はありましたし、内容も充実していたのですが、秋田にいるとなかなか参加ができなかったので、自力で頑張るしかありません。実際にモノを触ってモノを作り込んで学ぶ環境を自ら作っていく必要がありました。自分でハードをかき集めて環境を作ったり、余っているサーバーを使わせてもらったり、あるいは払い下げいただいたようなサーバーマシンでwebサーバーを立ち上げたりしながら業務外の時間を使って学んでいきました。

そんな日々を過ごしていたある日、突然に転機は訪れます。本社へ異動となり、サービス開発の部署でフレッツサービスの立ち上げに関わることになりました。たまたま秋田からの異動先になった部署が、その後巨大になるプロジェクトだったという、ガチャのような話です。そこで最初は「IP接続サービス(仮称)」という試験サービスがスタートしました。月額8千円でインターネットが使えるということで「すごいサービスが出た」と大きな反響をいただいたのを覚えています。

記事の続きはこちら
https://www.tech-street.jp/entry/2022/11/09/143614

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https://a-i-production.com/showcase/2022-11-17

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