AI開発に必要な計算量とは【動画#23】時間計算量・空間計算量・IO計算量の解説
<AI開発に必要な計算量とは 時間計算量・空間計算量・IO計算量の解説>
1. 時間計算量とは
直感的に計算時間を理解できる表現方法
➡︎どれくらいアルゴリズムの処理に時間がかかっているかを確認する
⬇︎
細かい詳細まで確認すると時間がかかるため、
かかった時間を簡単に表記するための方法
2. 時間計算量で何ができるのか
アルゴリズムA VS アルゴリズムB
➡︎AとBのどちらがアルゴリズムが優れているかを表すツールのひとつ
性能指標によってどちらが優れているかを判断できる
3. 時間計算量の表現方法例
①ビックオー記法
②ビックオメガ記法
③シータ記法
④リトルオー記法
⑤リトルオメガ記法
4. アルゴリズムの性能指標とは
アルゴリズムの良し悪しを図る基準
<基本的な3つの指標>
①時間計算量
②空間計算量
③IO計算量
5. 空間計算量
直感的にアルゴリズムに使用されるメモリ量を表現する方法
PCのメモリ量は有限なので、1度に保存できる容量に限界がある。できるだけ、メモリに負荷のかからないアルゴリズムがどれかを見分けるために表現する。
6. IO計算量
直感的にアルゴリズムに使用されるディスクの入出力量を表現する方法
できるだけ、ディスクの入出力量を効率化させることにより、処理スピードを速くさせるために用いる。
<今回の総まとめ>
アルゴリズムの性能指標3つ、計算量についてしっかり学習してアルゴリズムの良し悪しを判断できるようにしよう。
次回、機械学習とは、について簡単に整理する。