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副業で急速成長するための「パクり方」

 何か新しいスキルを身につけた時、「このスキルをどうやって使っていこうか」という壁によくぶつかるが、その時既存のものを「パクれる」かどうかが運命の分かれ道となる
 今回はこれを解説していきます。

▼最初からオリジナルで作るのは超高難易度

 ゼロから何かを作るとき(動画だったり、アプリだったり)、自分の内から溢れ出るアイデアやイメージでオリジナルを作ろうとしがちだが、それはとても難易度の高い事だということを初めに伝えておきたい。
 オリジナルとは、その人意外誰も思い付かないような凄まじいセンスのことを言うのではなく、その人の人生で感じてきたことを混ぜ合わせて出てくるイノベーティブなものだと私は考えている。

 なので、人生経験値が強烈に高くて、誰も経験したことのないような人生を歩んだり、人よりも多くさまざまな体験をしてきた人でないなら、そもそも自分の中にあるオリジナリティの元が無いのだから、オリジナルの作品を生み出すなんてことはほぼ無理に近い。

 では、自分のセンスやオリジナリティを鍛えるにはどうすればいいのかというと、「既に世の中にあるものをパクる」ことから始まる。

▼パクリは悪い事ではない

 パクリと聞くと、あまり良いイメージを持たないと思うが、それは一つの視点から見た場合の善悪である。パクったものをそのまま世に出すと叩かれることが多いのも事実ですが、自分の成長のためにパクることは誰からも咎められることはないし、美術や書道の世界、ダンスやピアノでも、お手本を模倣することは極々普通の事ではありませんか?

 世の中には、「守・破・離(しゅ・は・り)」と言う言葉があります。
 今回は「守破離」について詳しくお話ししませんが、何かしらのスキルを身につけて自分のものにし、そこにオリジナリティが出てくるまでにはこの3つの段階を踏んで進んでいくと言われています。

 「パクる」というのは、この3つの段階のうち「守」の部分であると同時に自己成長のためには一生続けていかなくてはいけないものです。
 「パクる」ことで、対象からエッセンスを抽出し、自分の中に蓄えていくことでそれらのエッセンス同士が化学反応を起こして自己のオリジナリティとして顕在化していく。そう考えると、「パクる」とは「学ぶ」事と言えるかもしれません。

▼パクリの3箇条

 ここまで、最初からオリジナルを出そうとするのは高難易度であり、「パクる」という行為が悪い事ではないという話をしてきました。
 それでは、実行動として「パクる」際に大切なポイントは何か?解説します。

●自分がいいと思うものをパクれ
 これは、自分のモチベーションに関わる重要なポイントです。「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、人の感情は行動の原動力の一部になります。なので、例えばあなたがダンスをしているとしたら、あなたが好きだと思う振り付けをパクっていきましょう。

●徹底的にパクれ
 なんとなくパクってもそれは現時点の自分の感覚の範囲内でトレースしているだけに収まってしまいます。パクるなら細かい部分まで徹底的にパクりましょう。誰も見ないような部分まで全てです。

●諦めずに最後までパクれ
 パクろうとすると、どうやればパクれるのか分からない事が出てくると思います。それは、自分の中にないことを体験しようとしているので全く問題はないのですが、中々思うようにパクれず途中で諦めてしまうと無意味になります。
 少し強い言い方をしてしまいましたが、簡単にパクれるものに用はないのです。
 今のあなたに出来ない事、知らないものを必死に探してどうにか形にしようとする時間やプロセス事に意味があるのであって、出来上がったパクリの模造品にはなんの価値もありません。

 なので、パクるなら最後までしっかりパクリきる癖をつけましょう。少し休憩したりしてもいいですから、最後までパクるんです。

▼まとめ

今回は自己のスキルアップの為の方法として「パクり方」をお話ししました。皆さんもどんどんパクって、創作活動を楽しんでください。

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▼執筆者紹介

<執筆者:わさび編集長>
 2018年頃から動画編集を独学で習得
 2020年に編集チームを結成。動画編集未経験だったメンバーに編集スキルを教育し、編集チーム結成からわずか1ヶ月で未経験者が即戦力に成長。
 2021年現在、講師としても活動を初め、動画編集教材を鋭意作成中。独学者が安心して学習できる事を前提とし教材のクオリティを上げつつ、圧倒的低コストでの実装を目指しています。
 2021年7月の発売を予定しています。初回リリース限定の特別価格キャンペーンも準備中です。

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