広報コンサルタント
広報人材育成のサポート
自社で広報体制を整えたいという事業者の相談、広報の中の人を育てるお手伝いをしています。
広報業務との出会い
美容サービス業界でサロンを全国展開する企業に就職後、異動で広報のセクションに就きました。それまで広報という業務に関心をもったこともなかったので、ゼロからのスタート。きっかけは偶発的でしたが、やってみたらとても奥が深く、やりがいのある仕事でした。
コンサルタントとしての立ち位置
事業者の広報を経て外部パートナーとしてPRに携わるようになってから、外からのサポートで、できること、できないことが明確にあることを実感するようになりました。それぞれがすべきことと、役割の違いに気づくことができました。
“事業者が外部パートナーの協力を活かすために、力になれることがある”
そう思えたことがきっかけで、事業者側の広報人材(中の人)の育成をサポートしています。
自社の広報が果たすべき役割とは
創業して間もなかったり、人材不足で広報に手がまわらない、すべてアウトソースしている、など自社に広報体制がない。また、スタートアップでなくとも、広報業務的なことは、何人かで兼務・分担しているというケースは多々あると思います。
広報には、形がない!正解がない!!ゴールがない!!!
広報業務は、なにかと理解されにくく、評価ポイントも曖昧になりがち。
頑張った労力のわりに周りからの評価やリアクションが薄い、「広報って何してるの?」と社内で言われてしまう…というのは広報担当あるあるです。
形がない!
広報業務の成果は、見えにくいもの(わかりにくい)です。何を成果とするか広報の目的を設定し、成果をどう示すかを検討する必要があります。
正解がない!!
他社の成功事例はありますが、これが正解というスタイルは存在しません。A社にとっての成功事例が、そのままB社にとっても当てはまるとは限らない。必勝テクニックはありません。
ゴールがない!!!
継続していく過程で、徐々に価値が高まります。
これらの「ない」は、当事者側で決める必要性があります。
一つずつ設定することこそ、広報のはじめの大事な仕事です。
この重要な役目を果たせるのは、社内の人間です。
広報の基本的な社内の基盤が整うと、外部パートナーの協力を有効活用できるようになります。
自社広報の体制を強化するために大切にしたい3つの要素
では、何を基準に判断すれば良いのか?
私が考える重視ポイントは以下の3点です。
・自社商品やサービスの提供価値を定義する
・成果物や評価の基準をどこに設定するか
・何をストックするか
広報体制の強化を進める時に、専門スキルのある経験者を採用する、PR会社などの外部に業務を代行してもらうなど、選択肢はいくつかあります。
まだ広報体制がない、これから体制強化、アップデートを検討中という経営者の方に、自社内で広報体制を整える重要性について考えるきっかけになれば嬉しいです。