父から学んだこと①
営業スキル
父親の経営する会社に転職して、営業スキルをみっちり教わりました。
とはいってもすごく基本的なことばかり、誰でもできることだけど、意外とやっていない人は多い。これやっているのとそうでないのとでは、人と時間の差が出ると今ではわかります。
そういえば小さいころから、お前は私と似て不器用なんだから合宿とか大勢で宿泊するようなときは、次に何をやるか常に先を考えて行動しなさい、荷物は広げず整理しておくようにと教えられました。仕事もそれと同じだったみたい。
〇折り返しを逃さない様、携帯は手に持て
いかに効率的に電話をするかが肝だと、行き違いや無駄な空振りを極力避けるには、相手がとりやすい時間にかけるのはもちろん、出なかったときは少しの間は手にもって待つようにと教えられました。仕事が早い人は手が空いたらすぐにかけてくれるはず、その時にかけたくせに相手が出ないのは失礼だし、非効率だからです。
だから電話に気が付かないことによく怒られました。特に着信を見てかけなおした電話に出ないと、なぜすぐ出ないのか。お前がかけたんだろうと。そういうところでロスするんだと。
当時の私は、鞄に携帯電話を入れていたので、気が付けなかったのです。言い訳ですが、女性のスーツってスリムに作ってあるせいか胸ポケットが無いものが多かったんです。パンツのポケットも携帯を入れられるような仕様ではなかったんですよね。だからつい鞄に入れてしまっていました。。
男性のスーツには胸ポケットもパンツのポケットにも携帯を入れられるんです。だから振動に気が付きやすい。ずるいよな、と思ったりしました。
ちょっと脱線するけど、ワイシャツも男性は下にTシャツを着られるじゃないですか(今は違うかもしれないけど)、だから汗かいてもそれほど外に響かないんですよね。でも女性のシャツってこれまたピタッと作ってあるから、汗ジミとか気を付けないとスーツにまで染みたり大変なんです。商談にはスーツを着てって、それって男性だからこそできる礼儀だよなと思ったこともありました。
話をもとに戻しますが、携帯電話はかけた後は少しの間、相手の電話が来ても良いように手に持って歩くようになりました。おかげで今では電話で何度も行き違いになることは少なくなりました。