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「 大丈夫さ僕らはきっと上手くいく 」

長い長い1週間がもうすぐで終わろうとしている。
月曜から5日間、土曜に参観日、そして日曜の午後から部活という怒涛の7連勤があと半日の部活だけとなった。

先週末は用事で金曜の夜から出かけていたため、今週の疲労具合は月曜日から大きかった。

………と、ここまで書いて早4日が経ってしまっていた。
このときにはもっと綺麗にかけたであろう文章を今から思い出しながら書いていく。

今となっては先週となってしまったこれを書き始めたとき、めちゃくちゃ遅いわけではないけど早く帰れず、どうにも気分が上がらなかった。

同期と仲良くなってかれこれ3年?4年?くらい経つが、同期は猫のように気分に波がある。そしてそれがわかってるのに、わたしの波との波長が合わず(この表現に気づいたときめちゃくちゃ自分で納得がいった)、耐えられる日と耐えられない日がある。

それが先週の月曜日で、体型の話になってめちゃくちゃ腹が立ったのに返事がなくて余計にむしゃくしゃしていた。
そんなときに最近推しがしているカラオケ配信で、BIGMAMAの「A KITE」という歌を歌っていた。

<日々×夢+“信じる”を二乗>
大丈夫さ僕らはきっと上手くいく

A KITE / BIGMAMA

この「大丈夫さ僕らはきっと上手くいく」というワードがずっと残って、少し穏やかな気持ちになって、思わず推しに感謝のDMを送った。
推しがとてもBIGMAMAが好きなのを知っていたので、自己紹介の代わりに「SPECIALSみたいな人がいる」という表現をしたからか、次の日に歌ってくれて大騒ぎしてた。
そのあとさらにきのこ帝国の東京を歌ってくれて、それも好きだと伝えたら「そんなあなたに」とアカシックの8ミリフィルムも歌ってくれた。全部noteに書いてるから運命感じちゃったよね。

そうやって同期と合わず、ぶれてしまった波を推しの配信を見ることによって正常に保とうとしていた。
そうして過ごしているうちに、波長が合わなかった日は寝落ちしていたことがわかり、話題はONE PIECEの一番くじの話になった。

セブンイレブンでやっているようだが、わたしの家の近くのセブンにはすでになくて、探す元気もなかったが、さすが東京、同期が毎日通ってもあるくらいには残っているようだった。
代わりに引いてもらうことにしたのだが、まぁ2回じゃほしいのは出ない。そして同期も欲しいのが出るまで躍起になっていたので、追加で引きまくっていた。
そのタイミングでマイナポイントに登録したので5000円分は実質無料じゃね??と思うようになり結果5回分引いてもらうことになった。
そんな話をしてる中、「ベポ(わたしが欲しいやつ)をあなたにあげたいんだ」と急に言われた。もちろんわたしがお金をその分払うし、もし同期が欲しいのが出たらそれは同期のものになるという約束だったのだが、自分がいいと思ったものをわたしにもくれようとしてくれる気持ちが嬉しかった。
そして有言実行、ベポのタオルも小皿もゲットしてくれたらしい、嬉しい限りである。

アニメネタでもう一つ嬉しかった話。
そんな感じで引いてるので同期が「オタクくらいしか女の子を家に呼べなくなる」と言い出したので、ふざけて「呼んだ?」と返していた。(このときは多分波長が同じだったのでノリ良く返せた)
そして同じく同期くらいしか呼べないオタク丸出しの壁を送り、そのまま寝てしまっていた。
朝起きてみると「君に決めた!」というサトシの動画を送ろうとしていたという内容のLINEとわたしの部屋の壁を褒める言葉が送られてきていた。
昔一度「あんたはわたししか無理だよ」とかいうメンヘラ発言もしたことあるけど、ほんとうにそうだと思ってる自分もいる。
拝啓同期、どうかなるべく壁をグッズで埋めて、わたし以外の女の子を呼べないようにしておいてください。

嬉しかったこともうひとつ。(LINEを遡りながら書いているので話がまとまらない)
わたしは料理が上手ではない。一緒に住んでいるときは同期が7割型作っていたと思う。特に同期の作る親子丼が好きで、作り方を教えてもらって覚えてはいるが、ずっと作ってもらってたし、なんなら今でも家に行くと作ってくれることが多い。
その親子丼がどうしても上手にたまごを煮込めなくて、いつも失敗した親子丼か何かわからない何かの写真を送りつけていた。
その日も「作ります!!!」と宣言し、言われた時間以上に煮込んでまた失敗して「ちゃんと作ってるとこ見てないと」と言われてしまった。
ほんとうにわくわくしながらまっていたので、「わくわくしながらまってたからみてないよ」と送ったら、「そんな可愛い一面があるなんて」と言われた。
可愛いというワードが出ただと…⁉︎と脳内大騒ぎ。同期は結局どんな女の人が好きで何に可愛いと思うのかがあんまり掴めないところがあるからこれは貴重だった。

他にもお風呂に入っただけで褒められたり、爆食&情緒不安定を見抜いてわたしが気づく前に「生理じゃね?」と気づいたり(マジで周期見たらその通りだった)、甘々なことが多かった。

そしてゴールデンウィーク、わたしの予定が割と余裕があり、4日間一緒に過ごせることになった。
同期はいつも通りバイトと学校があるので、ずっとというわけではないが、映画がみたいということだけ決まった。
行くと決まってから何を着て行くかばかり考えている。

東京に行くときは、大抵推し(きのこ帝国/東京の人)にも連絡を取るようにしている。今回もお誘いの連絡をして、日にちまで指定して聞いてみたけど、あとからやっぱり同期との予定を優先したくて送信取り消しして、空いてるかどうかだけ聞いてみた。
そしたら返事はNO、それも日曜に送って今日きたくらいで、相変わらずそっけなかった。
誕プレも仕事が落ち着いたらくれるって言ってたのになんの気配もないし、別に絶対欲しいわけじゃないけどNARUTO好きなくせに自分の言葉曲げてばっかりじゃんと思ってしまう。
もうなんか、好きな人じゃなくてもいいから友達としてずっと仲良くしてたいと思ってたのに、そっちから歩み寄ってきたのに追いかけても追いかけても届かないところに行ってしまったような気がして、出会ったことすら寂しく思ってしまった。
でもこの人のおかげで出会えた人たちもいるし、同期は心なしか優しくなったし、わたしの心の余裕もできたのでなんだかなぁと思う。
あの魔法みたいな二日間がずっと忘れられなくて、あのカラオケよりも楽しいカラオケはこの先ないんじゃいかと思う。

そうは思うけど、送信取り消しをしてしまうくらいには今の自分は同期とやっぱりいたいと思う気持ちが強い。
早く僕らはきっと大丈夫になりたい。

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