
お揃いのネックレスもらっといて「 僕らは“SPECIALS” 」で済ましていいの?
なんとまた同期に会いに行って帰ってきて、熱が出てコロナになった。
東京に嫌われてるのかもしれないと思ったけど、シンプルに予定詰め詰めで仕事もしてその疲れた身体で東京に飛んで帰ってくるから安心して熱が出てそこを狙われるのだろう、親に笑われる始末である。
ということでひとり親の実家に帰ることもできず(ご馳走が食べれなかった…)、暇を持て余しており、今年の話は今年のうちにしておこうということでクリスマスの話を書こうと思う。
・12月24日(土)
前日仕事終わりに夜行バスに乗り、東京着。
駅でエスカレーターで左側に立ち、軽く迷子になりながらなんとか同期の家に到着。
たぶん今までで1番間が開いたのでどんな顔して会うかどきどきしたけど、なんとハグで出迎えてくれた、バグかな?
同期は午前中に予定があったので午前中はゆっくりさせてもらって、昼から行きたかったちょっといいスタバと渋谷に行くことになっていた。
出発前にクリスマスプレゼントを渡して喜んでもらえてるんるんして振り返ったら、なんとお揃いでカーディガンを買ったあるYouTuberのオリジナルブランドのネックレスをくれた。しかもカップルYouTuberなのでペアで。もうつけてるし。そのときはクリスマスプレゼントはもうもらったつもりだったから、まだ用意してくれてることが嬉しくて即つけた。
スタバのあとどうするんだろうと思ってたら「先週A(大学時代の共通の女友達が泊まってたらしい、これで何もないのがこの2人)がきた時に行きたいって言われたけど、人多いから断ったんだよね」と六本木のイルミネーションに連れてってくれた。ぜっっっったいにクリスマスイブの今日の方が人が多いけど私だと行くの??もう好きじゃん()
偶然にもちょっと綺麗めの格好してたから"クリスマスイルミネーションデートする彼女"に擬態できたけど、脳内は「人がゴミのようだ………」とムスカでいっぱいだった。都会ムイテナイ。
帰ってからはもともと「高いお店とか予約しなくていいからオムライスを作ってください」とお願いしていたので、わくわくしていたらなんとオムライスのなかにハンバーグを入れてくれた。
「"幸せじゃないから死ねない"がモットーだけど今なら死んでもいい」と言ってしまうくらいには美味しかったし、ストーリーに載せたらお店のと勘違いされた。なんとちょっと練習したらしい、成功して喜んでて可愛かった。

幸せに包まれて夜はぐっっっすり眠った。
・12月25日(日)
色違いのカーディガン着て、お揃いのネックレスつけて、横浜で食い倒れた。世の中の人にはカップルに見えていただろうか。
実際は人混みで迷子にならないために必死に腕を掴んでいたのできゅんもクソもなかった()
次の日会った🐇ちゃん曰く、「クリスマスのみなとみらいなんて行くもんじゃないし知り合いのカップル3組行ってました」とのこと、そりゃ人酔いもする……
都会慣れしてないわたしは人混みにうんざりし、なれてないヒールブーツで足も死んでいたので本当は青の洞窟にも行こうとしていたらしいけど帰ることになった。あとから考えたけど、お揃いのネックレスつけても彼女になれないってだけで一歩間違えたら病みそうなのに2日連続カップル定番スポットよイルミネーションなんて行ったら気が狂ってしまう。
夜はあまりにも食べすぎて軽くえづきながらOLDを観た。1人じゃ絶対に観れないけど面白かった。こうして何とも私たちらしいクリスマスが終わった。
・12月26日(月)
次の日「昨日までだったんだよなぁ…」と青の洞窟見ながらいう同期を横目に、いそいそと準備をして🐇ちゃんと会いに行く準備をしていた。
推しの共通の友達である可愛い女の子で、なぜかわたしのことを可愛い可愛いと慕ってくれている(本当になぜかわからないしそういう🐇ちゃんがいちばんかわいい)
🐇ちゃんには推しとの話は「マブになった」というところまでしか話してないが、同期の話はほとんどしている。
クリスマスの話をしてると「わたしにはわからない世界ですけど、青の洞窟は眩しいので行かなくても大丈夫です」と言ってくれたので報われた(が、同期にそれをいうの忘れた)。
推しの話も本当の共通の推しの話も、好きなバンドの話もたくさんして、初めてゆっくり一日遊ぶというのに話が止まらなかった。
その中で「わたしと(推し)さんはBIGMAMAのSPECIALS聴いてこれだァ!ってなったんです、だからのんのさんと同期さんもそうなんじゃないかなって」と言われてハッとした。
わたしはもうこの2人の間に入ることはできないんだと、推しへの恋愛感情が消えた瞬間だった。
もちろんこの2人も恋愛関係ではないしBIGMAMAもそう言っているからそうなんだろう。
僕の一番の理解者で
それでいて常にライバル
でも時には最愛の恋人みたいな
頼りない相棒に見えて
実は影でスーパーヒーロー
と見せかけてやはりただのポンコツだけど
“SPECIALS”
だけどわたしたちはどうなんだろう。
わたしはそれで満足できるんだろうか。
去年までは私たち2人と誰かと一緒に過ごしていたクリスマスもわたしのために空けておいてくれて、予定を立ててくれて、プレゼントを用意してくれて、ついでだといいながら何も言ってないのにわたしの好きなご飯を毎日作ってくれるこのひとはわたしのことをどうしたいのだろう。
世の中は理不尽だから、一緒にいるためには"恋人同士"か"夫婦"という肩書きがある方がいい。
今までは今のままでもいいと思っていたけど、やっぱりそろそろ安心したい。
来年蹴りをつけるとか思ってたけど、よく考えたら引っ越しどうこうするなら一年はいるからこの三月がタイムリミットなんじゃないだろうか。
そんな楽しかったけど、吹っ切れて、もやもやした4日間だった。
2022年最後の投稿がこんなくらい終わり方になってしまったけどわたしは元気です。
🐇ちゃんに「髪を伸ばせって言われたから伸ばしてる」って言ったら「あんなやつの言うこと聞かないでいいですよ!」と言われたので、伸ばす理由を変えて、3月に神楽ちゃんに会う時にツインテお団子ができるように伸ばします。
やっぱり本当の幸せを掴むまでは死ねないので2023年もどうなろうとぶっ生きていきます❣️