「 僕はこの恐怖症みたいなやつを時々感じちゃうから 」

流石に自重した、悪魔の踊り方/キタニタツヤ

小さい頃、物書きになりたかった。
ただ絶望的に作文が書けなくて、書こうとした物語も思い描いた結までの起承転が上手に思い浮かばなくて、手に職をつけろと言われて育ち、だからと言って嫌々ではなく本心で教師になりたくて臨時ではあるものの夢を叶えている。
教師は役者にもカメラマンにも、もちろんちょっとくさい話をする人にもなれるので、ある意味夢以上のことをしてるのかも。

でもこの宇波のんのを始めて、短歌をかきはじめて、noteを書くようになると、わたしの文章を好きだと言ってくれる人がいることがわかって、趣味ではあるものの続いている。

宇波のんのは、(本名)よりも少しだけ本心に近い言葉を発する。

いろんな人と出会って、書いていく中で、わたしは言語化が遅くて、回りくどい言い方が好きだと気付いた。
だけどそれをめんどくさいと思う人も多くて、実際問題同期はそういうのを嫌うタイプだった(と思い込んでいるだけかもしれない)ので、最後だけは遠慮なく宇波のんので言わせていただいた。今更何なんだということもたくさん言われたからよかったのかどうかはわからない。

このフロントメモリーを教えてくれた彼は、どちらかというと宇波のんのでも割と自然に返してくれるタイプで、より本心に近いことを言えるようになった。というか言わなくて後から知らなかったとなるのが嫌なので嫌なところも全部出すように意識してる。殺すなら殺してくれ。刺すならひとおもいに。みんなわたしの思ってる以上に優しいから、刺しても、刺したまま、抜かない。記憶が正しければ、医学的には抜かないのが正しいから。
ずっと恐怖症みたいなやつをときどき感じちゃう状態が続いてて、ずっと絶妙に怖い。寂しいとかじゃなくて、あるか分からない嫌な未来ばかり想像して恐怖を感じてる。
「42キロの重い」なんてこれからの生涯経験しないだろうと思ってたのに大夏バテをかまして、高校生ぶりに42キロになるし。
明朗快活な(本名)でいたいのに、気付いたら宇波のんのになってずるずると呑まれてく。別に宇波のんのを病みキャラにしたつもりなかったんだけど…

行き場を失った闇を葬り去りたくて殴り書き。
あくまでオタクなのでこういうときに思い浮かぶセリフは「お前が始めた物語だろ(進撃の巨人)」だし、死ねない理由にいろんな作品や音楽がある。

安心できる恋愛、わたしには無理なのかもね、

いろんなバージョンがあるけどこれがいちばん好きなので…

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