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9/6〜9「あの痛みが」

前回はこちら。

6

仕事が終わってから書類を取りに母校まで行くことに。行きは急ぎだったから地下鉄で、帰りはたまには、ということでバスを使ったのだけど、あまり見ないから風景が新鮮。行ったことのある場所を通ると、店が変わっていたりして時の流れを感じる。地下鉄はあっという間に目的地、のような感覚があるけど、バスはのんびりしていてそれもまた良さがある、と思った。

7

人がついてくることについて考えていた。学校のクラスのように、半強制的に振り分けられているのなら、嫌でもその人に従っていかなくてはならない。だが、自分の意思で誰かについていくことを決められるのなら、「これはいいや」って思えば離れられることができる。
2年前に地元でかりやマーブルタウンを開催して、運営に関わりたいと参加してくれた子達は、一度も自分たちで考えたことを形にできずにいる。色々考えてくれたりしてくれているのに、本当に心苦しい。なんなら、このご時世でも形にできている人たちはごまんといるのに、何もできていない自分についてきてくれていることが、どれだけありがたいか。
昨年の春に第二回が中止になって、そこから色々止まった時に、自分はその子たちのケアをせず、新しいことばかりやっていた。人の上、いや前に立って進む立場である以上、ついてきてくれている人へアプローチをしていかなくてはならなかった。それに気づいたのは今年になってからだった。
後悔先に立たず。あの時の失敗は、どんな場でも2度と繰り返さないように。それでもついてきてくれる、ということのありがたみを噛み締めて、進むだけ。

8

似ている人について。ここ最近、ある一芸で有名な人に似ていると言われるようになった。その一芸については自分は全くできないから、似てると言われると正直恥ずかしいというか、そんなすごい人と並べられてもと思ってしまうというか。
ただ、覚えてくれるという意味ではありがたいのかなと思う。まずは覚えてもらうこと。覚えてもらえないことの方がよっぽど辛い。

9

仕事が始まって1週間が経った。割とペースも戻ってきた感じはするが、短縮授業ならではの時間配分にはまだ苦戦している。ここまで進めたいと思っても、制約がついてくる。
前に書いたように、工夫しながら最大限のできることをしたい、とはいってみたものの、実行すると「ああ、こんなに難しいものなんだ」と現実を突きつけられる。だが、そういう現実があってこそ、実力は伸びていくんだと思っている。

これまでの振り返りはこちら。


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