見出し画像

4月3週目(後)

前回はこちら。

4/16

自己紹介の時に出てくるネタその2、年齢。
「何歳に見える?」と聞くと、結構ばらける。マスクをしていようがしていなかろうが、20代前半と言われる時もあれば、30代と言われることもある(本当は28)。学生時代はいつも歳上に見られていたから、少し新鮮な感じもする。その時から付き合いのある人にも「上にも下にも見えるから年齢不詳だよね」と言われていた。
さて、1週間の授業が終わって、自分自身が授業で「こうしたい」ということは伝えた。ただ淡々と内容説明して、問題解かせて、解説して、終わり、だったらぼくの存在意義はない。優秀な教材や動画は世の中に出回っている。リアルな場にぼくがいることの意味を考えた時、彼らにとっての安心できる存在なのかと考えた。前回書いたように、授業ないで相手を否定する言動を禁止したと書いた。こうすることで、わからなくても安心して聞くことができるし、その場にいていいと思うことができる。流行りの言葉を使うなら「心理的安全性」というのかもしれないが、それが確保された教室を作るのが、今年一年の目標にもなるかな。

4/17

雨。元々観に行こうと思っていた野球の試合もこの天気じゃ中止となったから、1人でカフェでモーニング。室内は換気しているとはいえ、まあまあ暖かいので、アイスコーヒーで。
コーヒーに関して言えば、前に書いたように学生時代は全然ブラックで飲めず、何か甘みを入れないと飲めなかった。それが今やブラックの方が好きになるという、当時からすれば考えられないことが起きている。
コーヒーが好きになったのはいいが、去年はつい調子に乗って、毎日それなりの量を飲んだりすることがあった。そのせいか、自律神経がバグってる時の変な症状が起きる、という事態に何回かなった。どうやらぼくはカフェインが効きすぎるのかもしれない。でも甘いお菓子と一緒に飲みたい、という時はある。
そこで、初めてデカフェの豆を挽いてもらった。前にインスタントのデカフェを買ったことはあったが、どうも匂いが好きになれなくて、全て飲み終わることなく放置したことがある。だったら「美味しいのが飲みたい!」と思い立って、スタバの棚に積まれている豆を初めて買ったのだ。百均にドリップバッグが売ってたからそれを使って早速飲んでみたところ、やはり美味しい。作るのに手間はかかるが、しっかりとした味がある。美味しいものを食べたり飲んだりすること自体は悪いことではないが、それで体に異常をきたすなら、考えるところはある。

4/18

父と高校野球を観にドライブ。普段電車で通勤しているから、遠くまで行くのは久々になる。
父は昨年、一度も現地で野球を見てなかったから2年ぶりだという。ぼくの親戚は、野球をやっているorいた人が多く、いとこはほとんど、それから叔父さんたちも若い頃は球児だったり、その後はコーチだったりで関わっていた人が多い。
ぼくは小学校の低学年の時に、友達から少年野球に誘われたことがあった。だが、3つ下の弟がまだ幼稚園だったこともあって「お母さんをこれ以上忙しくさせたくない」と言って入らなかったらしい(祖母談)。
その後も中学に上がる段階、高校に上がる段階で野球やってる友達に「上がったら野球部入らない?」と誘われたけど、結局断った。何しろ少年野球や中学で部活、あるいはクラブチームでやってた子が入るんだ、そこに未経験の人間がポンと入るのも結構しんどい話で、ただ野球が好きなだけで入れる世界ではなかった。今は中学から硬式をやる子も増えたし、高校から入るのはもっときついかもしれない。
今、他の部活ではなくて、高校野球を見ているのも、どこかで「自分もやりたかった」という感情があるからなんだと思う。あの場に立ってみたかった、でも叶わなかった。
だからといって、あの時「野球やる」って言ってたら…とは思わないし、彼らに想いを託そうとは思わない。彼らは彼らの意思でやっているのだから、ぼくはひたすら彼らがグラウンドで輝く姿を祈り、願うのみだ。


これまでの振り返りはこちらから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?