4月2週目(前)
1週間分を一気に書くととんでもなく長い量になるので、半分ごとにしました。前半は月〜木、後半は金〜日と1週間のまとめ、のようにします。
前回はこちら。
4/5
コピーライターの澤田智洋さんの著書「マイノリティデザイン」を読む。
ここでも「自分自身の感情を知る」、つまり「喜びは?」を知ることに言及されていた。人間は感情の生き物だとつくづく思わされる。
そして「人はみな、何かの弱者、マイノリティである」ということにハッとさせられた。ぼくも社会人の中ではマイノリティに位置するし、なんなら同じ業界の人間でも、私立高校に勤めていて、かつ非常勤講師というのもマイノリティだと思っている。
サブタイトルの「Weak Is the New Strong」とあるように、マイノリティであることが、強みにもなる。ぼくのような非常勤講師は、学校に勤める人間でありながら、アウトサイダーである側面も持ち合わせている。文中の言葉を借りるなら、ぼくは「境界線上に立っている人」なのだ。2つ以上の世界を行き来して、そこで得たものを還元することができる。
前に「繋ぐ者でいたい」とnoteで書いたけれど、どっぷりと組織に浸からないことで生まれる強みが、それを実現するためのピースになるんだと思う。
4/6
2018年の日米野球以来のナゴヤドーム、もとい、バンテリンドームで野球観戦。贔屓は先制、中押し、ダメ押しと、してやられた展開。
今日の座席がパノラマ席(5階の黄色い席)のバックネット裏で、打球の行方がよく見える。試合前ノックも俯瞰してみることができて面白い。高校野球を見に行くときはいつも試合前ノックから見るが、5階席の高さから見られる球場はまずない。また夏の大会の決勝をドームでやってくれないかなあ…多分その席は閉まっちゃうんだろうけど。
鳴り物がないおかげか、グラウンドの声がすごく聞こえて、その場にいるような感覚がした。打球音やボールがグラブに収まる音もそうだけれど、バント処理の「OK!」の声、ピッチャーが投げるときに出る「よいしょっ!」の声が臨場感をより高めてくれる。今後鳴り物が復活しても、そういう音を拾うマイクとかあったら、中継でもその場にいる感覚が楽しめそう。
余談だけど、この日からサカナクションの「モス」(根尾選手の登場曲)のイントロが頭から離れなくなっている。
4/7
先月からくしゃみがまあまあ出るので耳鼻科へ。月曜日に診察に行って、その結果を聞いて、と薬を処方してもらうために行った。花粉症というわけではなく、アレルギーが出てるということだけはわかったので、ひとまずアレルギーを抑える薬だけ。
耳鼻科というと、小さい頃、スプレーと吸引のノズルを鼻に突っ込まれるのが本当に嫌いで、逃げ回っていたのが懐かしい。プールで鼻に水が入るあの感覚を、スプレーで味わってしまうのだ。突っ込まれても痛くないものはないのか?と思うくらいだったけど、今では気持ちよさすら覚える。
というか、鼓膜近くの耳垢もその吸引の機械で吸うんですか…。変な声出た。他の患者さんが誰もいなかったからよかった…。(処置中の心の声)
4/8
午前中何もないときは目覚ましアラームをセットせずになるんだけど、起きたら9時前だった。この春休みは早起きしなきゃということも特になかったから、春眠をこれでもかと楽しんでいた。
学校の仕事は12日から始まるから、少しずつペースを作っておきたい。どんなことも、まずは自分の目の前にあることをしっかりやることが最優先。「先生」を名乗れるのも、そうした仕事ができているからだということを忘れずに。
人に教えることでお金をいただき続けて、一度も途切れずに10年続いたのも、もはや奇跡に近い。一つのことを極めることで、横展開が可能になる。開幕まであと少しだ。
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