感想を書ける1日を過ごせた日が好き

1日の終わりに、日記を書く趣味がある
今日あったこと、買ったもの食べたもの
一通り記録したあと発見や感想を書く

でもたまにペンが進まない日がある
忙しく過ごしたはずなのに
何も書くことないなんてもったいない
疲れてもう寝るのも嫌だってくらい
イヤイヤ期みたいになってるのに

イヤイヤするほどの疲れについて考えた
賑やかな場所、華やかなもの、流行
毎日何かしら触れてるこれらが得意ではない

身体のなかがいっぱいいっぱいになって
ご飯を食べたり
空気を感じたり
匂いを胸いっぱい吸い込んだり
好きな音を見つけたり
ひんやりしたシーツに包まれたり
いつも自然と微笑んでしまう瞬間が
楽しめなくなる

生活の中にある小さな幸せが見えないと
自分が修繕していかない

修繕のコツはみんなそれぞれだよね
好みって言葉をちゃんと理解できた気がした

自分の好みの音が少ない広くて誰もいない場所
そのひとつが田んぼで、本を読んだり
そこらへんを眺めてると自分も自然の一部で
おじゃましているという気持ちが強くなる

小麦の料理を前にして気づいた
小麦畑を見たことがない
田んぼがあるなら小麦畑もあるって
ちゃんと気づいて意識したことがなかった

小麦畑にはどんな鳥たちがいて、夜にはどんな鳴き声が聞こえるんだろう

いつか行ってみよう