GW:都内からの2泊4日?伊勢&熊野三山の旅~那智の滝に打たれたい
伊勢に続き、今日は熊野三山の感想です。
2日間かけて三山をまわるスケジュールでした。
熊野三山とは・・・
本宮(熊野本宮大社)・新宮(熊野速玉大社)・那智(熊野那智大社)の3つの聖地(神社)の総称。全国3000の熊野神社の総本社。
だそうで、我が居住地の市内にも熊野神社があってなじみがありました。
総本社に行けるなんて感動だわ。うふ。
この三社、お参りの順序があるらしいが、神様はそんな小さなこと気にされないよ!と開き直って、この旅では 那智→本宮→速玉の順で回りました。
那智と本宮は同日に参拝しました。
一社ずつ簡単に振り返ってみよう。
★熊野那智大社★
大門坂駐車場に車を停めて、そこから熊野古道を歩くルートで行きました。
林の中の石畳や467段の階段が待っています。
そこを登りきるとパッと目に飛び込んでくる濃い朱色の建造物。
緑に映えて美しい。
見晴らしの良い山の上に建っており、景色もよく非常に清々しく気持ちよかった。
「那智の大楠」。根元が空洞になっています。
くぐる時には、護摩木を数百円で購入し、それを持って中へ。
おたけ的は洞窟とか大好きだから、願いが叶うとか関係なく穴があったら入りたい性分なのでもちろんくぐりました。
三重塔と青岸渡寺(せいがんとじ)は隣接しているので歩いて行けます。
三重塔と那智の滝が見渡せる見晴台は有料だけど、フォトスポットもあるのでおすすめ。
★那智の滝★
那智大社をお参りした後、一度下ります。すると、飛瀧(ひろう)神社のクリーム色の鳥居が見えます。そこからまたまた登っていきます。
登っていくと、那智大社付近からは遙か遠くに見えた滝が目の前に見えてきます。
わぉ! さすが、日本三大名瀑の一つ!
華厳の滝(小5の遠足で行った)よりいい!!
はて、残る一つはどこの滝だ?????
前日結構な雨だったおかげもあって水量もばっちり。
両手を広げて、水しぶきをたくさん浴びてきました。
そして、滝をみると打たれたくなってしまうおたけ。
でも、この高さの水に打たれたら死ぬな。
あ~、ず~~~っと見ていたい。浴びてたい~~~。
と、後ろ髪をひかれながら滝を後にしたのでした。
滝の迫力は写真では伝わらないので(いや、結構伝わってる?)
是非現地へ足をお運びください。
滝の後は、車で本宮へ移動です。
ちなみに本宮前の駐車場は17時まででした。
ぎりぎりでした。
★大斎原(おおゆのはら)
もともと本宮大社があった場所。明治の大洪水で流されてしまったとのこと。バスの時間の都合で、本宮の前にこちらを先に。
建てられたのは2,000年。
田んぼの中にぽつんと立っているでっかい鳥居。高さは33.9ⅿだとか。
とにかく でかい から、入る時はいいものの出る時は前や下しか見ていないと、いつ鳥居をくぐったのか分からないくらい。
始終、どうやって建てたんだろうど不思議に思うけど、高層ビルでもなんでも建てられるんだから これくらいどうってことないか。
ここは、鳥居だけだからさくっと済ませて、バスの時間(13:46発)までお土産を見たり小腹を満たしたり。
★熊野古道(中辺路)を歩く
駐車場の目の前(といっても参道は上るよ)に本宮はあるんだけれども、敢えてバスで山を上り、そこから中辺路を歩いて本宮へ、というコースを選択。少しでも熊野古道を味わいたかったからです。
当初、2時間ほど歩く予定で「発心門王子」というバス停までいくつもりでしたが、バスの車内で私たちより少々年配のご夫婦が、「俺たちの足じゃそこまで行ったら帰ってこれないよ」と2つ目くらいのバス停で下車していたので、アラフィフの私たちも時間的にも体力的にも無理だよなと急遽思い直し、予定の半分ほどの距離の「伏拝口」というバス停で下車。
そこから熊野古道に入り山中を歩く。
お天気がよかったので気持ちよく歩けました。
★熊野本宮大社
山の上から来たので、後ろ側から入る感じですが、ちゃんと鳥居がありました。
伊勢神宮と似た作りの例の地味な(着色がない)タイプですね。
茅葺屋根が綺麗です。
沢山神様がいらっしゃって、友人は「もういいよ~」とお参り疲れしてました。
7:30にホテルを出発して、本宮を参拝し終え駐車場へ戻ったのが17時頃。
丸一日かかりました。
アラフィフ2人、よく頑張りました!!
一路、川湯温泉のホテルへ向かいます。
熊野二日目に続く・・・