雪に魅せられ緊張して、クラゲと父と
今日という日は今日しかない。「当ったり前でしょ」――本当に?「明日もあるし」「また後でやればいいし」と先送りしていることがないだろうか。 私は既に今、山ほどありすぎて、自分で自分の首を真綿のように絞めている心持ち T_T うぐぐ。。。苦しい。
悩んだら「時を戻そう」――そう、出来事そのものはなくせない。でも、意識を過去に向けて、出来事の意味づけを解釈し直す=リフレーミングはできる。過去を顧みて、今できることを尽くしたら、過去の感情を上書きできるかもしれない。足りなかったと気づいたことは継ぎ足し、上書き、生きていく。(なんて場当たり的な生き方! でも予想し、予測しても、その通りになるとは限らないことの連続…特に自然は特に思い通りにならない…)
この連休に体感したのは、過去から連綿と続いてきたいのちのつながり。祖父母から、親から、子へ、孫へ。家庭から地域へ。つながって、つなげて、自分の街を暮らしやすくしたい。そしていのちの希望を次の世代、次の時代につないでいく。そんな連休の覚書。
白くて美しく、でも酷な世界、だから産み育てやすくなるつながりを
6日(木)は大雪だった(南関東の人にとっては)。さらさらとした粉雪だったから、傘を差さずに自転車を漕いで帰れたけれど、7日(金)の登園にかかった時間は、路面凍結でいつもの倍。凍った地面を自転車で進むのは緊張する~(;'∀') 子どもを自転車の後部座席に乗せていたらなおさら。いや、1人でも十分に。ガチガチに凍った地面が、さらにガチガチに私の肩や背中を硬くする。いやぁ、我ながら力みすぎだってくらい。――やっぱ40歳になって、気力も体力も限界ぎりぎりだなぁ。
自然の想定外の揺さぶりに、人はかなわない。またもや痛感する出来事。美しい雪景色。でも、自然は時に、私たちが暮らす街の安全を脅かす。日常を営むこの場所で、自然との共生を試みつつ、安心して産み育てやすい環境をつくりたい。そのためには何が必要? いざというときの命綱は地域の人とのつながりだ。想定外の災害や突如現れた大きな壁に直面したら、頼れるつながりがあるかどうかが生死を分ける。市の職員でもない、医療職でもない。そんな私に何ができる? そうして模索し、続けてきた地域活動。
8日(土)は、当日の会場、大柏川第一調節池緑地のすぐそばにある、ファミール産院いちかわへチャリティランイベントのチラシを届けに。2021年1月、長らく地域に愛されてきた、わたなべ医院がリニューアルオープンして誕生した産院。いつ訪れても、とてもお洒落で温かな雰囲気でほっこり。
こうして地域活動でつながってもらえるのはとても有り難い。妊産婦さんやそのご家族へ伝えたくて、いろいろ企画するものの、妊産婦さんと話すこと、妊産婦さんの話を聴くことすらままならない。どうか興味ある方へ情報が届きますように・・・。 逆に「拡散手伝うよー」「チラシを掲示・配布できるよー」「私や家族が参加するよー・周りに参加したい人がきっといるよー」という殊勝な方がいらしたら、サポートしていただけると、一緒に走っていただけると、すっごく嬉しいです。
太古から続くよいのちはどこまでも
9日(日)はカンブリア紀から息づくいのちの不思議に身を委ねて――古事記では国が漂う様をたとえられ、枕草子では扇の骨を冷やかすのに引き出された、その名もクラゲ。いくら眺めても、愛でても、なんとも捉えどころのない不思議な生物体。太古から今も変わらぬその姿で、何を思い、何をしているのか。何も思わず、何もしていないのか。ただ漂う。ただそこにいる。クラゲが示唆してくれていることはたくさんあるように思う。
そして、来週、喜寿になる父と、父が大好きな牡蠣を食べに。喜寿! 77歳。今の私の37年後――私は何をしているだろう。私は何をできるだろう。父は元気で、私たち家族の子育てを支えてくれている。元気でいてくれること。7年前に母を亡くし、元気で長生きすることがいかに尊いかを実感する。
毎日、神社の階段上りを7往復しているという健脚さ。それでも膝は歳相応に痛むようで、うちの子、父にとっての孫たちが成人して、結婚して、子ども(=ひ孫)を生むまで元気でいてもらえるかなぁ…と願いつつ、今をまず大切に過ごそうと思う。家族で美味しい好きなものを一緒に食べて、かけがえのない時間を共に過ごすことへの意識――。「おじいちゃんにもおばあちゃんいたの?」と聞いた6歳三男の言葉の通り、私たち一人ひとりが、連綿と続くいのちを未来へつないでいくかけがえのない存在だから。
まだまだ子育て真っ最中のわが家には、成人式とは無縁の3連休だったけれど、数年後には、うちの子たちも成人する日がやってくる。怖いような、期待したいような、複雑な心境。
たとえ大人になって、結婚して、子を産む選択をしなかったとしても、親以外も含めて、大人が働きかけることで、多くの子どもたちが成長し、学び、気づいていくだろう。それは大人自身も。
大人→子どものつながりだけじゃなく、大人→大人、子ども→大人のつながりでも、知恵やスキル、エネルギーは相互循環していく。みんな、意識せずともつながっているんだ。この社会では。たった一人で人は生きられないから。
人とのつながりに嫌気がさしても、また人は人のつながりで、社会の中で前に進むための息を吹き返し、阿吽の呼吸を生きる力に変えていくんだ。未来にも、大人と子どもが一緒になって美味しいものに舌鼓を打つ、この平和な景色を残していけますように。
新年からのnoteチャレンジ、とりあえず1週間続いた! 次の目標は10日間。そうして目標を少しずつ伸ばしていこう。私の中でのコツはなるべく朝、早起きして書くこと(夜は家族のことで忙しくてあっという間に就寝時間。noteどころじゃない…)。