【予算別】効果的なライティングで動画に没入してもらい視聴時間を伸ばす方法【視聴時間を伸ばすための17の施策 Vol.15】
みなさんこんにちは。動画マーケティング総合研究所のいわもとです。
視聴時間を伸ばすための17の施策、第15回は 「ライティング」です。
1.効果的なライティングで動画に没入してもらう
まずはYouTube公式ビデオを御覧ください※日本語字幕を出せます
自分の伝えたいメッセージや動画の世界観を演出するようなライティングをすることで、動画に視聴者を没入させて、視聴時間を伸ばすことが出来ます。
今回はYouTube公式が伝える主なライティングのパターンと、具体的なライティング方法についてお伝えします。
2.YouTubeのライティングは基本的に明るくしよう
公式ビデオにあるようにライティングが明るければ明るいほど、シーンに漂うムードも明るくなり、シーンも見やすくなります。
またシーンによってコントラスト(暗い場所と明るい場所の差)を大きくしたライティングをしてインパクトをつくることもできますし
また、都市伝説やホラー番組、夜のバーの番組などでは、あえて暗いライティングをするのもありです。
ただ、何かしらの演出の意図があれば別ですが、基本的には暗い動画はあまり好まれない場合が多く、YouTubeの場合は明るいライティングを基本に考えるようにしましょう。
3.硬い光と柔らかい光を理解する
YouTube動画のライティングにおいて事前に知っておきたいのは硬い光と柔らかい光の違いです。
硬い光というのは遮るものがなく、被写体に光があたっている状態です。直接光が当たるので強い陰影が出やすくなります。
硬い光は夏の強い日差しを表現したいときや、ドラマチックなコントラストをつけるなどの演出に使えます。
YouTubeの場合は基本的にこの硬い光ではなくて柔らかい光を使って自然な感じで演出することが多いです。
柔らかい光を作るポイントとして大きな面の光源を作るというのがあります。光源の面が大きければ大きいほど柔らかい光がつくりやすいです。
例えば、大きな窓からの自然光の光をカーテンで弱めるなどの工夫をすれば、柔らかくて自然なライティングができます。
また、照明に大きなソフトボックスをつけて光の面を大きくしたり、レフ板や天井などに当てて照明を跳ね返して拡散させるのも良い手です。
屋外では雲が出ているタイミングを狙ったり、朝や夕方など、太陽の日差しが弱い時間帯を狙うと柔らかい光になりやすいですので撮影のタイミングも考えてみましょう。
4.導入が簡単なリングライトライティング
それでは次に具体的なライティング方法をご案内していきます。まずは導入が一番簡単なリングライトです。
リングライトは顔の輪郭に沿って光を当てることができるのと、瞳を輝かせるキャッチライトを作ることができるので顔が美しく見えやすくなります。
例えば、るる氏のゲーム実況さんのこちらのサムネイルでは瞳に大きなリングのキャッチライトが映っていることが分かりますね。
正面からの光なので影が出にくく、のっぺりとした光になりがちですが、肌質や可愛さや美しさという観点では、加工アプリ全盛の今っぽい映像になりやすいです。
5.YouTube公式で紹介されている3点ライティング
次にYouTubeの公式記事でも紹介されている3点照明という方法をご紹介します。
キーライト・フィルライト・バックライトの3つの照明を使います。
【1】キーライト
キーライトは被写体を明るくするメインのライトです。斜め45度の高めの位置から当てることが多いです。
こちらは極端にスタジオ全体の写真を消していますが、キーライトの反対側が強い影になっているのがわかります。
【2】フィルライト
フィルライトは陰影を和らげるための拡散照明です。メインライトの影を、逆方向からから当てて陰影の差を小さくします。
メインライトの影を和らげるのが目的なので、メインライトより低めの位置に設定して、柔らかい光を当てます。
照明のかわりにレフ板で光を反射させる方法もあります。
【3】バックライト
バックライトは被写体の輪郭に光を当てて、背景から浮き上がらせるための照明です。リムライトやヘアライトとも呼ばれることもあります。
髪の毛の上部や方のあたりの輪郭に光があたって浮き彫りになって、被写体が強調されていますね。
キーライト・フィルライト・バックライトの各照明については動画編集アプリFilmoraの公式ビデオも参考になるのでおすすめです。(1:30秒付近)
6.自宅ですぐにできるライティングアイデア
照明を購入しなくても、まずは自然光や自宅にあるライトを使って工夫できるシンプルなライティング方法もあります。
こちらもFilmoraの公式ビデオがわかりやすいです。
などすぐ使えるテクニックが満載ですね。
手元に照明が無い方は、窓の光だけで撮影している次の動画も参考になります。大きな窓が近くにある環境は強いですよね。
また自宅にある間接照明を生かしたライティングも魅力的ですよ。
7.おすすめ照明機材(1.5万円プラン)
最後に予算別の照明機材についてご案内しています。まずは1.5万円プランです。
【1】リングライトコース
まずはコスパ抜群のリングライトでしょう。一番よく使われるのはこちらのNeewerの18インチLEDリングライトです。
色合いや明るさ調整も細かく出来て、それでいって価格は1万円を切るなかなかのスグレモノです。リングライト用のディフューザーも売っているので、光を更に和らげたい方は使ってみましょう。
18インチLEDリングライト
リングライト用ディフューザー
【2】LEDライト ✕ 大きなデフューザーコース
リングライトはちょっと嫌だという方にはneewerのLEDのビデオライトの光をデフューザーで拡散することで大きくて柔らかい光をつくるのもおすすめです。
こちらの照明をメインライトとして使い、レフ板や白い壁で反射させる、もしくは窓からの自然光などをフィルライトとして使うことができれば、照明1台でコスパよく撮影は可能です。
定番のNeewer 660 LEDビデオライト
ビデオライトの前に置くデフューザーとしてレフ板の半透明部分を使う
ディフューザーをライトスタンドに留めるホルダー
照明用とディフューザー用の2つのライトスタンド
8.おすすめ照明機材(3万円プラン)
【1】定番パネルLED照明 2個セットコース
予算3万円であればNeeweerの定番LED照明2個セットを買って、メインライトとフィルライトとして使うのも良いでしょう。
狭い部屋でも使いやすいコンパクトな大きさと色や光量を自由に調整できるのが強みです。
ビデオライト&スタンド&ソフトボックスセット✕2個
【2】コスパ抜群Godox SL60コース
柔らかい大きな光源を作るという意味では、GODOX SL-60Wとソフトボックスのセットが一番コスパはよさそうです。
このあと紹介するGODOX ML-60Wよりもかなり大きなライトなので外に持ち運ぶには不便ですし、部屋が狭い方にもあまりおすすめできません。
ビデオライト
日本のコンセントに使えるようにするアダプタ
ビデオライトとソフトボックスをつなげるマウント
ソフトボックス
ライトスタンド
9.おすすめ照明機材(5万円プラン)
【1】Godox ML60コース
5万円コースであれば多くのYouTuberが絶賛している大光量のGodoxML60が良いかもしれません。
コンパクトで光量が十分なGodoxML60とソフトボックスを組み合わせてスタジオレベルのライティングに挑戦してみましょう。
ビデオライト
ビデオライトとソフトボックスをつなげるマウント
ソフトボックス
ライトスタンド
【2】ぐるぐる巻けるLED照明の定番 RX-18TDコース
5万円の予算があれば、ぐるぐる巻けるコンパクトなRX-18を導入するのもありです。
コンパクトでそこそこの光量がありますし、使う場所を選ばないので、面白い照明にも挑戦できそうですね。
巻けるライト Falcon Eyes デフューザーBOX付き
ライトスタンド
本日のまとめ
第15回は以上となります。
ぜひあなたのチャンネルでもライティングを工夫して視聴時間を伸ばす工夫をしてくださいね。
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