YouTube ヒカキンは1秒に1回効果音を使っている?効果音を活用して視聴時間を伸ばす方法【視聴時間を伸ばすための17の施策 Vol.12】
みなさんこんにちは。動画マーケティング総合研究所のいわもとかずやです。
視聴時間を伸ばすための17の施策、第12回は 「効果音・SE」です。
効果音を使うことで聴覚に刺激を与えて離脱を少なくする
効果音はSE(サウンドエフェクト)とも呼ばれ、聴覚に刺激を与えることで、視聴離脱を防ぐことができます。
最後まで見てもらいやすい映画では、感情変化を表すシーンや場面変換のシーンなど使い所は限られて来ますが、視聴離脱が多いYouTubeの場合は注意を引き続けるために多用されることが多いです。
冒頭の30秒を中心に適切なペースで効果音を使おう
視聴者層によって効果音の好みは変わってきます。
子供向けだったりエンタメ系の動画であれば効果音をとにかく多用する戦略を取っている人も多いです。
大人向けの落ち着いた動画であればメリハリをつけて、うざがられない程度に使うことをおすすめします。
特に最初の30秒はYouTubeAnalyticsでも「イントロ」と称されていて離脱が一番多くなる場所です。
冒頭の30秒を中心に効果音を多めに使って離脱を防ぎ、その後はポイントや画面切り替えで使用するのが王道パターンです。
それでは、有名YouTuberはどのように効果音を使用しているのかを見ていきましょう。
子供向けエンタメ系ヒカキンさんは冒頭で驚異の1秒1回
視聴者に小さなお子さんが多いヒカキンさん。
こちらの動画では、最初の10秒間で9回、1秒に1回ペース。最初の30秒間でも18回で、2秒に1回ペースで効果音を使用しています。
冒頭での効果音の追い込みがすごいですね(笑)
またPDRさんが過去の動画で検証されていますが、ヒカキンさんは全体を通しても効果音を使う回数は2~3秒に1回のペースとかなり多いです。
尺が22分あるこちらの動画では実に546回も使っていました。
最新の動画でも効果音の数は減っていないのでこの戦略が、小さいお子様に向けては非常に効果的であると推測されます。
エンタメ系コヤッキーチャンネルさんは冒頭で4秒に1回
ONE PIECE考察系のコヤッキーチャンネルさんのこちらの動画では、冒頭の 30秒間で7回。4~5秒に1回のペースになっています。
小さい子供向けのヒカキンさんほどではありませんが、エンタメ系ということもあって、全編通して効果音の数が多いですね。
料理系はるあんさんは冒頭で7秒に1回
落ち着いたテイストのはるあんさんの料理動画では冒頭の30秒で4回効果音が使われていますが、その後は場面転換とポイントとなるタイミングだけ限定的に使っていてとってもスマートです。
冒頭だけ効果音を多めに使うようにして、あとはポイントだけという王道のスタイルを取っていますね。
ビジネス系マコなり社長は冒頭で10秒に1回
大人向けの中では比較的効果音の数が多いのがマコなり社長さん。冒頭のテーマ紹介では必ず「ドドンッ」という効果音を使うのが特徴です。
こちらの動画では冒頭の30秒間で3回使っていて、その後もハイペースで効果音を使っています。全体を通すとはるあんさんよりも効果音の数が多いです。
大人向けではありますが、ビジネスと言うよりはエンタメっぽい編集になっていますね。
このように人気YouTuberは、冒頭の30秒を中心に、自分のスタイルやターゲット層に合わせて、上手に効果音を活用しています。
みなさんもぜひ、自分の動画に合った効果音の使い方を考えてみてくださいね。
イントロ部分で離脱されない方法についてはこちらの記事もご覧ください。
おすすめ効果音サイト3選
効果音を使用する際には著作権フリーのサイトの音源を使うのが定番です。ここではおすすめの効果音サイトを3つご紹介します。
【1】効果音ラボ
著作権フリーの効果音サイトの中で一番よく使われているのが、クレジット表記無しで使える『効果音ラボ』さんです。
この中でよく使われるのが「和太鼓でドドン」「ファンファーレ」「チーン」「きらーん」「シーンの切り替え」「チリン」。大人向けだと「パッ」「パッ」「決定、ボタン押下」あたりがおすすめです。
また最近すぐに効果音を呼び出して鳴らすことができる『効果音ポン出し画面』という機能がリリースされたので、ライブ配信の時などに是非活用してみてください。
【2】効果音辞典
効果音ラボの作者が、海外向け効果音サイトの素材を日本でも公開するために作った効果音ラボとは全く違った音が収められているサイトです。
効果音ラボを使い倒して飽きてしまった。変化がほしいという方におすすめです。こちらも著作権表記は不要です。
【3】Oto Logic
最後にご紹介するのは「Oto Logic」さんです。説明欄にクレジット表記が必要なのですが、差別化するためにあえてOtoLogicさんを使っているパターンも多いです。
新着の効果音も随時リリースされているので、他の人が使っていない効果音を使いたい方におすすめです。
第12回は以上となります。
ぜひあなたのチャンネルでも効果音を活用して視聴時間を伸ばしてくださいね。
「YouTubeの視聴時間を伸ばす17の施策」次回は「BGM」についてご案内しますのでお楽しみに。
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