同じ画角を続けると視聴者は居眠りしてしまう?ショットを変えて視聴時間を伸ばす方法【視聴時間を伸ばすための17の施策 Vol.10】
みなさんこんにちは。動画マーケティング総合研究所のいわもとかずやです。
視聴時間を伸ばすための17の施策、第10回は 「画角」です。
同じ画角のショットを使い続けると視聴者は飽きてしまう
まずはYouTube公式のこちらの動画をご覧ください。※日本語字幕が出ます
動画の2:03あたりで「同じショットを続けて使うと、視聴者は飽きて居眠りしてしまう」とあるように、視聴時間を伸ばすためにはショットに変化をつけることが重要です。
YouTube Creatorsの公式記事では代表的なショットの種類を3つ紹介しています。
※YouTube Creators ショットの構図を決めるより
このように様々なショットを使い分けることで視聴者の飽きを防ぐことができるというわけです。
編集でトリミングやズームをして画角を変える
しかし、セルフ撮影する事が多いYouTuberの場合、1台のカメラで撮影することが多く、毎回画角を変えながら撮影するのは難しいですよね。
ほとんどの場合はミディアムショットで撮影をして、強調する箇所をクロップやズームをすることで、クローズアップショットに無理やり編集しています。
多少、画質は落ちてしまうのが残念なのですが、その欠点を補って余りある効果があるということですね。
今回は画角の変化をつけるのが上手な人気YouTuberの編集の事例と、編集に時間をかけたくない場合の対策についてご紹介します。
はじめしゃちょーさんの場合
例えばはじめしゃちょーさんは、強調する箇所をトリミングして画面をクローズアップショットにしています。
▼巨大スイカにお酒を大量に飲ませたらどうなる?
ミディアムショットからクローズアップショットへ切り替えが上手いです。
すしラーメンりくさんの場合
すしラーメンりくさんはアップに加えて、ズーム機能をよく使うのが特徴です。例えばこちらの動画
▼石になるスプレーで石化してみた【恐怖のドッキリ】
1:01付近でこのロングショットからミディアムショットに1秒間で一気にズームして動きをつけています。
あさぎーにょさんの場合
あさぎーにょさんの動画はアップ画面への切り替え方にリズムがあって飽きが来ません。センスがハンパないです。
▼彼氏、家賃などの個人情報について…
この動画は冒頭の4秒間で3回も画角が変わります。ミュージックビデオ並の画面の切り替えの速さですね。
1台のカメラで撮影していても、編集でここまでショットに変化をつけることができるんですね。
画角を変えられないなら動きをつける
画角変えるのが良いのは分かったけど、編集にそこまで時間がかけられないという方には一つ良い方法があります。
それは撮影の際にカメラじゃなくて自分が動いてみることです。
例えば中田敦彦さんはトーク力ばかりに目が行きがちですが、始終カメラの前で動き回っているんですよね。
一番立っていることが多いミディアムショットのポジションから、強調したい箇所ではカメラに自ら近づいてクローズアップのポジションに移動しています。
このように画角が変わらなくても自ら動くことで変化をつけることも可能です。1人語り系のチャンネルをやっている人はぜひ参考にしてみて下さい。
本日のまとめ
第10回は以上となります。
ぜひあなたのチャンネルでも画角に動きをつけて視聴時間を伸ばしていきましょう。
「YouTubeの視聴時間を伸ばす17の施策」次回は「背景」についてご案内しますのでお楽しみに。
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