人気YouTuberが使っているピンマイク&外付けマイク5選。流し見需要を狙うなら、音質にこだわろう。【視聴時間を伸ばすための17の施策 Vol.17】
みなさんこんにちは。動画マーケティング研究所のいわもとかずやです。
視聴時間を伸ばすための17の施策、最終回は 「音質」です。
1.流し見需要を狙うなら音質にこだわろう
視聴が動画を離脱するの原因の一つに音声が聞き取りにくいというものがあります。
YouTube公式記事にも次のような記述がありますね。
最近ではラジオのように流しっぱなしで視聴する人もふえていますので、なおさら音質を安定させることの重要性はますます高くなってきました。
今回は音質にこだわって視聴時間を伸ばす方法について考えていきたいと思います。
2.良いサウンドはロケーションからはじまる
まずはYouTube公式ビデオを御覧ください。※日本語字幕を出せます
冒頭で良いサウンドは良いロケーションからはじまるとありますね。
やはりどんなに見栄えが良い場所でも、工事がやっていたり、電車や車の騒音が入ったりと、音声の収録が困難なロケーションだと映像が使い物にならなくなります。
室内であれば騒音の大きい冷蔵庫やエアコンなどの家電の近くはなるべく避けるようにしましょう。
静かな場所で撮るというのが良いサウンドの前提条件になります。
3.よくある音声収録ミス3つと対応策
次に初心者に良くある音声収録ミスとその対応策についてご案内していきましょう。
【1】声が小さすぎて聞き取れない
演者の声量が小さかったり、マイクとの距離が遠すぎたりすると、声が聞き取りにくくなります。
この場合は演者に大きめの声で喋ってもらうか、できる限り近くにマイクを近づけましょう。
基本的にマイクは被写体との距離が近ければ近いほど、余計な音が入らないので、綺麗な音質で撮ることができます。
カメラやスマホの内蔵マイクの場合、少なくとも被写体から1m以内には置いておきたいです。
また、後にご紹介しますが、被写体の近くで音声を収録できるワイヤレスピンマイクや余計な音を拾いにくい外付けカメラマイクを使う方法もあります。
【2】反響音が響いて聞き取りにくい
続いては声が壁や天井などに反響して、聞き取りにくくなるパターンです。こちらの動画みたいな感じです。
この場合は反響しやすい部屋を避けるか、ワイヤレスピンマイクか外付けカメラマイクを使って、反響音を拾いにくい状態を作ってあげる必要があります。
また動画編集ソフトのノイズ除去機能やAdobeのAuditonなどの音声編集ソフトを使えばある程度、反響音を弱めることは可能です。
ただ、完全に消すことは出来ないので収録時に気をつけるようにしましょう。
【3】風切音が入って聞き取りにくい
屋外の撮影でよくあるのがマイクに風が当たった音(風切り音)がうるさくて聞き取りにくくなる場合です。
対策としては、いわゆるモフモフ、「ウィンドジャマー(風防)」を使って、風が直接マイクに当たるのを防ぐ必要があります。
外付けのマイクには風防も付属していることが多いです。屋外で撮影する際には必ず付けるようにしましょう。
付属してない場合もAmazonで様々なサイズの風防が売っています。
風防には大きく3種類があります。詳しくはYuhei Iidaさんの記事がめちゃめちゃわかりやすいので参考にしてみて下さい。
▼【音声収録】ガンマイクのウィンドジャマー(風防)の選び方(風速と風防の関係)
4.YouTuberが使っている定番ワイヤレスピンマイク3選
ワイヤレスピンマイクを使うと、被写体の近くで音声を収録することができるのでクリアな音質での収録が可能になります。
有線のピンマイクとレコーダーで別撮りすることもできますが、後で編集するのが大変なので、基本的には今回紹介するワイヤレシステムを使ってカメラに直接収録してしまうことをおすすめします。
【1】RODE Wireless GO(演者1名用)
まず紹介するのはRODOの定番ワイヤレスマイクシステムWireless GOです。
発売当時からギュイーントクガワさんをはじめとしたガジェット系ユーチューバーが絶賛していて品切れも続出していました。
ワイヤレスシステムの送信機にマイクが内蔵されているので、これだけでも音声収録はできますが、ちょっと大きいので胸につけると目立ってしまうこともあり、小さなラベリアマイク(ピンマイク)を送信機につけて使用することが多いです。
【2】RODE Wireless GO 2 (演者2名用)
次にご紹介するのは2021年に発売されたRODE Wireless GOの新型ワイヤレス・システムです。
旧型と違って一度に2つの送信機を受信機と接続できるので、コラボや対談などで2名の演者がいる場合にも使えるので超便利です。
Monographの堀口さんや高橋けーすけさんがレビューされています。
【3】SONY ECM-W2BT (演者1名 + 撮影者1名)
続いてSONYのこちらのピンマイクですが、Vlogに特化した作りになっています。ガジェット系YouTuberではワタナベカズマサさんや、さっさんさんがレビューされています。
送信機と受信機にそれぞれマイクが内蔵されていて、送信機側のマイクで演者の音声と、受信機側でカメラを撮影している人の音声を同時に収録することができます。
演者が1人の場合や、カメラマンと会話をするような場面で活躍するワイヤレスシステムになります。価格もRODOよりも安いので導入しやすいのも特徴です。
4.YouTuberが使っている外付けカメラマイク2選
外付けカメラマイクは拾う音の方向性が決めらていて、余計な雑音が入りにくく、内蔵マイクよりもクリアな音質で演者の声を拾うことができます。
【1】RODE Video Micro
コンパクトで音質が良く、5年以上前からYouTuberの定番になっているのが、RODOのVideoMicroコンデンサーマイクです。
前方の演者側の音だけ拾う単一指向性のマイクなので余計な音が入りにくく音質も良いです。またカメラから給電するのでピンマイクのように充電をする必要もなく、小型で使い回しの良いマイクです。
ビートないとーさんやドリキンさんがレビューしています。ドリキンさんが動画の中でも言ってますが後方の音を拾わないので、カメラを撮影しながら喋る人にはあまり向いていません。
カメラマンの音も拾いたい方は次に紹介するMKE200をおすすめします。
【2】ゼンハイザー MKE 200
今年3月に発売されたばかりの指向性のマイク。VIDEO MICROは前方だけの単一指向性のマイクですが、こちらは後ろの音もしっかり拾ってくれるのでVLOGなどで活躍するマイクです。
大川優介さんやDAIGENさんがレビューされています。変換ケーブルなしでiPhoneにも使えるのも良いですよね。
いかがでしたでしょうか?
いままでマイクにこだわってこなかった人は、音のストレスをなくして、長時間見てもらえるように一歩上の音質で収録をしてみてはいかがでしょうか??
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