梅雨のある日 私だけの感情って思う時点でみんなの感情でしょ

外の刺激に耐えられない
日の光のまぶしさに、電車の放送の音に、酔ってしまう
日の光も、電車の放送も好きなのに、不甲斐ない

「この見た目の人はこういう人」とわかりやすいカテゴライズをされるのにも嫌気が差す
そのカテゴライズを、利用している自分もいるけど

家の中には、わたしの好きなものしかない。
外の刺激を避け、ずっと家にこもっていた。
わたしが作り上げた楽園にわたしが一人。
時間もたくさんできて、幸せなはずなのに、退屈で、何もかく気が起きなくなった。もっと時間ができたらたくさんかけるのに、と思っていたが、時間を作ったら時間があるばかりで、むしろいつもより何もできなくなった。
作ることを楽しみに生きているのに、何もできなくて悲しくなった。

毎日が平穏で幸せだからかもしれない。
そばに居てくれる人たちは皆、とても優しい。
わたしが気にしていることに、とても無頓着な人たち。
それは、わたしも同じ。わたしの鈍感な部分を見つけて大事にしてくれている。これ以上のことは望まない。
人生で今が一番、人に恵まれている。

何かを作るって、怒りや悲しみが込み上げないとできないのではないか。そのまま怒りや悲しみが忠実に再現されたものになるか、楽しさいっぱいの作品として昇華するか、出力の結果には違いはあるかもしれない。
しかし、きっかけはネガティブの感情とされるものなのではないか。
ああ、こうやって難しいことを言ってる自分がまたちょっと嫌になる。
でも、可愛いって思おう。別に、他人は私のこと可愛いと思ってないんだから、私が全力で私を認め可愛がってあげなければいけない。
私の本物の宇宙は、私の頭の中だけだもん。

誰かにわかってもらおうなんて思ってない。
でも存在しちゃうんだよね、わかってくれる人が。
しかも一人じゃない、何人か。何人も、はいないけど、何人か。片手に収まるくらい。
人生何が起こるかわからないよね。
私の宇宙、そのまま持ってていいよって。合間にしゃべってくれればいいからって。
私だって、そう思ってる。あなたの人生の合間に、私と関わってくれればいい。というかそうしてほしい。
私とあなたが一つになったらおかしい。いつか、一つになってしまいそうで何度も失敗した。一つになろうとしたからだと思う。

「あなたは、外では気を使ってなんでもないように振る舞っているけど、実は見えないところで傷ついているよね。」と、はじめて人に言われた。
なんて返せばいいかわからなかった。あまりにも正しい。
次の日にふと思い出して、ちょっと泣いちゃった。
私もういい大人だから、涼しい顔ができるの。
大口叩くことだって余裕なの。はっきりした物言いとか。
でも心があるし、きっぱり何か言えば、何かを捨てることになる。
何かを捨てないと、大事なものを守ることはできない。平穏を作れない。
ほんとは何も捨てられないお人好しだから、捨てたら悲しい。
毎回悲しいけど、でも捨てることで私を、大事な人たちを守れたら、その方が圧倒的にいい。

本当は、争いのないふわふわ平和な世界だったらいいのにと思う。
でも、あまりにも価値観の違う人間同士が一緒に住んでいるから、その理想は押しつけとなる。誰かが悪いとかではない。
最善、はなんだろうね。
’戦争は悪だ’、’なぜ殺し合いをするのかがわからない’、’理解できない’、’少し考えれば戦争はだめだとわかるのではないか 戦争をする人間は馬鹿だ’、
そんないい子ぶってたって、戦争はなくならないよ??
到底理解できないことを解ろうとするところから、始めなければいけないのでは?
頭ごなしに否定していたって、何も変わらない。価値観が似ている人と結託して終わるだけだよ。もっと、その先にいかなきゃ。

愛とかないわけ?学校で教えてくれないことは、知る必要ないの?
巷に溢れるのは、自身の現状を嘆く曲ばかり。
自身の境遇に文句を言っているだけ。ちっとも解決しようとすることはなく、その場にとどまり、似たもの同士で傷を舐め合う。セルフネグレクトかな。
哲学をもたない人間に愛はない。
読書をするものは、自ずと多少は哲学をもつようになる。でもこの時代に読書をする人はあまりいない。挙げ句の果てに、現状を嘆く書ばかりが流行る。私が読みたいのは才気溢れる文なのに。真心で、人目を気にすることなく、良心も悪意も縦横無尽に行ったり来たりするような。才能ある風に書いた、モラルをわざと無視したものではなく。いつからみんな天才じゃなくなったの?見たことないみたいな文、つまんないからもうやめなよ。斬新なんて、偉くないきらい

YouTubeで動画を見ていても、以前見た動画の関連がおすすめされる。自分の世界の外に出づらい。世界を見た気になっている、たちの悪い人間がここにうまれてしまう 
私はたぶんまだ何も知らない、何もわかっていない。


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