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3か月ぶりに食べた日本のお米は最高級品だった…♡
スウェーデンに来て 3か月経った頃、日本にいる両親から荷物が届いた。
本当はクリスマスに向けて送ってくれたのだけれども、やはりホリデーシーズンは繁忙期ということで、ちょっと時間が経ってから受け取ることになった。
私は、「日本食を食べない生活をどれくらい続けられるか」にチャレンジしてた部分があったので、特別日本食が恋しいと思っていたわけではなかったんだけれど、母が「ステイ先の方にお礼をしたい。ぜひ日本食を食べてほしい!」ということで、色々送ってくれた。
まず、荷物が最寄りのスーパーに届いたよ~と通知が来た。
こちらの郵便システムとして荷物は取りに行くのが基本で、追加料金を払ったら届けてくれるらしい。 15キロの荷物だったけれど、取りに行かないといけないということが分かった。
車がなかったので、どうしようかと思ったんだけれど、運よく雪が積もっていたので、ソリを持って行った。
ソリに乗せて持ち帰るという、雪国ならでは?の体験に!笑
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いよいよ開封。
食品から折り紙まで、いろんな贈り物が入っていた。
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中でも嬉しかったのが、お米。
ストックホルムのアジアショップに行った際、Sushi Riceと呼ばれる日本風のお米はあったけれど、日本産はストックホルムでさえ入手が難しいということが分かった。オンラインでは買えるのかもしれないけど、何しろ高いので、ほんとに高級品。
そしてお米が手に入ったのはいいけれども、「炊く」というところにも一つハードルがある。日本では炊飯器でピッとボタン一つで押して炊いていたタイプなので、鍋で炊くとなると焦げ付いたりとか、水加減とか、火を弱めたりするタイミングとか、考えることがたくさんある。
ただ。私はとてもラッキーで、近所のノルウェー出身の方が、なぜか象印の炊飯器を二つ持ってるとのことで、3か月前から借りていた。
ただ、肝心のお米が無かったので、やっと出番が…!笑
久々に食べたお米は……本当に最高だった。
日本にいたときは、毎日当たり前のようにお米を食べていた。なくなったらまた買ってきて食べるという日常生活。
この3ヶ月を経て、スウェーデンで食べる。地元宮崎のお米は、もう宝物レベルだった。さらに、箸を使ったの、いつぶり?というぐらい久しぶりにお箸でお米をいただいた。
久々の「日常生活」は、とても新鮮だった。
帰国してからも、この気持ちを忘れず、毎日の当たり前を大切にしたい。