ベルリン生活:コロナテスト
ひょんなお仕事の話が舞い込み、その為にコロナテストを受ける事になりました。
仕事現場への移動は水曜日。
「月曜日、もしくは火曜日の早朝にテストを受けてください。それでないと検査結果が間に合わないから。そしてテストを受けた後はその後に感染しないようquarantine(自主隔離)してくださいね。」
という突然のメールが来たのが金曜日の話。
え!もう色々予定立ててるのに。。。という事で慌ててスケジュールを調整して、火曜日の朝にテストを受けに行く事にしました。
8時から10時の間に終えなければ行けないし、どのくらい混むのかもわからない。大事をとってついぞ起きた事もない朝7時という時間に目覚ましを設定し、眠い体をどうにか起こして出発。ベルリンの山手線、Ring Bahnから見て東北側の奥、PrenzlauerbergからPankowにほど近い所にあるラボに向かいます。初めて行く場所はいつも楽しいけれど、どの程度のドイツ語を求められるのかがわからず、自分の語学力だけで目的を果たせるのかという疑問が緊張感を高めます。
オープン時間ちょうどに到着して場所を探していると、ドアの前で車を降りた女性がいたので、場所を聞こうかと思っていたら向こうから「テスト受けに来たんでしょ?道の向こう側よ。すぐに行くから待ってて。」と言ってくれたので、反対側へ。よく見たら他の人が既に待っている。
のんびりとやってきた女性は「おはよう⭐️」とベルリンには珍しい何だかにこやかなおばさまで、待っていた他の数人と一緒に中へ案内され、申し込み書?を書かされる事に。うひゃーーー。忘れてた!ドイツ語での書き込みの可能性!!!と思ったけれど、iphoneとデータ通信とgoogle translateという心強い味方がいる今となってはそんな事だって一人で出来てしまう。ベルリンに来たばかりの5年前とはえらく状況が変わったなぁ。。。
お仕事で指示されただけなので、自分がどのテストを受けるのかとか保険がどうなのとかイマイチ把握しておらず、戸惑って手間取って色々未記入のまま、アッサリと数分で呼ばれた4人目。先ほどの女性と合わせて二人のスタッフが全身を覆う医療用の使い捨てガウンとマスク、頭から被るタイプのサンバイザーみたいなプロテクターの完全防備で迎えてくれました。今回のプロダクションの為にテストが必要なんだと伝えると、リストから名前を照らし合わせて、必要事項を追記してくれました。
さて。
どういうテストなのかは、ニュースやらなんやらで聞いてはいましたが。
「はい。舌出して。べーーーーー。じゃ、行くわよ。」
と言ってスタッフが取り出した異様に長い綿棒。
自分の喉が本当にこんなに繋がっているのね!!!
ちゃんと穴が通っているのね!!!
なんて今更気づく程の深さで喉に突っ込まれたその柔らかいスティックにウギョ!!!となったのも束の間。
「はい、お終い。お疲れ様。」
と到着からものの数分で外に放り出されたあたし。
おおおお!!!簡単!!!だけど喉キツイ!!!
ゴホゴホ言いながらも、アッサリと終わった検査に拍子抜け、朝の8時半というありえない時間に外に出たあたしはそこからのんびりお散歩を楽しむ事にしたのでした。自主隔離をしなきゃいけないことでもあるし、来た事のない街を歩きながらのんびり家に帰るか〜⭐️とか楽しんで。その翌日からハンブルグでのお仕事も無事に終え。ベルリンに戻ってちょっとのんびり出来るかと思っていた週明けの月曜日にかかってきた電話が発端で、まさか2回目のテストを前回から一週間というタイミングで受けさせられることになろうとは。
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