瀬長島に行ってきた②【豊見城市☀️】
2021.10月26日
前回は熟成下書きと化した瀬長島の掻い摘んだ説明をしました。内容としては飛行場の近い島で飛行機や戦闘機がたくさん見れるナイススポットだけど、その分うるさいので告白には不向き。というお話でした。かね?
とにかく橋で繋がった島が那覇空港から近いんですね。
はい。
瀬長島とは
沖縄県豊見城市に属する島である。沖縄本島南部の西岸約600m、那覇空港の南側約1.5kmに位置する。瀬長グスクをはじめとして多くの拝所や井泉が存在し、米軍基地として接収される以前は「神の島」として信仰の島となっていた。1977年に返還され、現在は瀬長島ウミカジテラスとしてリゾート開発されている。wikipediaより
米軍から返還され徐々に今のリゾート地となったそうな。戦前は有人島だったが今は宿泊施設などあるものの住民といえるような人はいないかもしれないかもしれない。
瀬長島には展望エリアがあり、2箇所の階段から島のてっぺんの展望エリアに行くことができます。階段きついけどさっさとショートカットでてっぺん目指したい人におすすめです。
鬱蒼とした森にある階段なのでバッタやらカマキリやらがいます。あばばばばはっ。
なんならハブもいるでしょう。あばばばばはっ。
↑虫と目が合わないように猛ダッシュで駆け抜けました。(※伺った10月はそういう秋の虫の盛りでした)
瀬長島ホテルのすぐ側なので、車で島を迂回するように行く事も出来ます。歩きたいけど急な道は辛い人は迂回コースをのんびり行きましょう。虫もでない!
↑ハブ注意!と三角点
この展望エリアは
昔は、瀬長グスクと呼ばれた按司の拠点です。
「グスク」とは「城」を表すほか、要塞や番所などのとにかく大事な場所のことを言います。
「按司」は偉い人です。絶対権限を持った村長的な…?
市区町村長?自治会長?的な…?
↑瀬長島にグスクがあることを知ってる地元民は少ないのでは?
瀬長島は神の島とされる島の一つなので、瀬長グスクも位置付けとしてはそこそこ地位の高い按司が住んでたかもですね。
眺めがサイコー!
離着陸の飛行機が低空飛行!耳がやられますが、飛んでる飛行機をあんなに間近に見れるのはすごい!!
というのはおいといて、
神の島たる所以、
それは琉球開闢の神「アマミキヨ」女神が豊見城辺りを作る際に、この瀬長島に降り立ったとされるからです。
こんなに海綺麗だからね。女神が来る感じしますね。
正直、私が幼い頃はあまり綺麗な海という印象はありませんでした。近代化しながらも美しく変貌した素晴らしい島です
↑向こうから女神来るんじゃね⁉︎ワクワク
ホテルの駐車場にぽつりと違和感。↓
展望エリアに隣接した「瀬長島ホテル」の敷地内に鳥居があります。
ホテルが作った竜宮社です。
元々みんな大好きサンエー(地元スーパー)と同じくらい竜宮神は沖縄に点在していますが、瀬長島も竜宮神が有名だったらしい。
そして温泉も沸き、リゾート化に追い風を運んだことでしょう。すごいぜ瀬長島!
↑リゾート開発の際、こうやって地元に細やかな配慮を頂けるのは好感度があがりますね!(?)
↑瓢箪の意匠はあまり沖縄では見ないかもしれない。
無いわけじゃないけど身近さはないような。
ちなみにホテルから降りて飲食などの商業施設「ウミカジテラス」の傍に、昔ながらの地元民の竜宮神がひっそりとあります。ユタさんとかはこっちでお祈りするのではなかろうか。
この日は、うみんちゅ(海人=漁師)っぽい方がお参りしていたり、年配の3人組が線香を持ってウートートー(拝み)していました。
↑この参拝の方、めっちゃ祠の方を撫でていた。
よほど良いことがあったのだと思いたい。
いかがでしたか?
とりあえず瀬長島案内「島のてっぺんらへんの巻」でした。「島のてっぺんらへん」って「島らっきょ」に空目しますね。
次は海沿いを案内するかもしれません。