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坂本龍一 配信コンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」を10倍楽しむ! ~メレーヌ・ダリベールを聴く~

2022年12月11日、いよいよ坂本龍一さんの最新のライブ
「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」
が公開されます。
 

どんな曲が演奏されるのか楽しみで仕方ないので、セットリスト(演奏曲)を予想してnoteに書いてみたのが前回までのこと。
 

今回は、教授のライブを10倍楽しむために、テンションをアゲアゲにしていきたいと思い、
教授にまつわる音楽を深堀りしていこうと思います。
 
 

先日、教授に関するニュースとして、

 
メレーヌ・ダリベール、新曲「A Song」で坂本龍一をトリビュート

出典:JAPAN billboard

というのを見つけました。

 実は、このときまで、「メレーヌ・ダリベール」というアーティストをまったく知りませんでした。
 

YouTube上に「A Song」という曲のMVが上がっていたので早速視聴してみたら、すごく良かったです!
 

そこで今回は、このメレーヌ・ダリベールさんを聴いて、テンションを上げていきたいと思います。
 

ダリベールを調べてみた。 

この方、ネット検索しても情報が少なくて、
Melaine Dalibert
という名前が、日本では「ダリボー」「ダリベール」「デリボー」などと様々に訳されていたりもします。
検索するには「Melaine Dalibert」と入力するのが間違いなさそうです。
 
 

上記のニュースによると、
 


現代音楽作品の斬新な解釈で注目を集め、デヴィッド・シルヴィアンも賛辞を送るフランスの作曲家/ピアニスト
 

出典:JAPAN billboard


だそうです。
 
デヴィッド・シルヴィアンといえば、元JAPANのメンバーで、教授との親交も深いので、彼が認めるということは間違いなく素晴らしいアーティストなんだと思います。
 

そのメレーヌ・ダリベールが、
 

ニュー・アルバム『Magic Square』を2023年1月20日にリリースする。
本作より、坂本龍一へのトリビュートとして書かれたという1stシングル「A Song」が公開された。
メロディックでありながら抑制された、暖かく心地よい和音がエリック・サティのプロト・アンビエンスを思い起こさせる・・・(略)

出典:JAPAN billboard


ニューアルバム『Magic Square』

とのこと。
11/30に教授のトリビュートアルバムが出るにもかかわらず、そこに入らずに、あえて自分のアルバムにトリビュートを納めようという心意気が、熱いじゃないですか(笑)
 
 

この「A Song」という曲、確かにエリック・サティの系統にすごく近いと感じました。

一聴したときには、
これが教授のトリビュート?・・・どこが??
と感じたのですが、
何度も聴いていると、
嫌いじゃないかもしれない・・・
と感じられるようになりました。
 
 

そこで、
メレーヌ・ダリベールのほかの曲も聴いてみようと思い、YouTubeで探してみると、ありました。

ダリベールの曲を聴いてみた。

2018年ころから本格的に作品を発表しだしたみたいで、現時点ではそんなに作品数は多くないようですが、アルバムを数枚見つけました。
これをYouTubeで聴ける範囲で聴いてみて、
ドはまりしました!
 
とにかくシンプルな音作りで、一音一音を大事にしています。


アルバム『shimmering』 


ぼくのオススメは『shimmering』というアルバムで、「six + six」「Stellaire」といった曲が特に好きです。
 


アルバム『shimmering』


アルバム『Life Without Machines feat. Melaine Delibert』


それからSylvain Chauveauという方のアルバム『Life Without Machines feat. Melaine Delibert』も良いです。
不協和音と思われる音作りが多く心穏やかに聴けるアルバムではないんですが、
全体を通して聴いたときに、時々現れるきれいな旋律がすごく印象的です。
 

アルバム『Life Without Machines feat. Melaine Delibert』(Sylvain Chauveau)

 
新作『Magic Square』2023年1月20日発売ということで、少し先になりますが、
少なからず教授をリスペクトしているであろうダリベールの、いま発表されている作品を聴いて、教授のピアノライブへのテンションを上げていこうと思います!

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