【教授予想】坂本龍一 配信コンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」のセットリストを予想してみる②
2022年12月11日、いよいよ坂本龍一さんの最新のライブ
「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」
が公開されます。
本noteでは、ライブ参戦に向けて気持ちを高めるべく、
当日のセットリストを勝手に予測してみよう!
ということで書いています。
前回の
①曲数を予想してみる
にて、
今回は全14曲を前提にセトリを組んでみようということにしました。
今回は、
②鉄板セトリを予想してみる
に進みます!
ピアノライブCDをもとに考察!
まず参考にするのは、現在流通しているCD形態の「Playing the Piano」シリーズ5点です。
(もし見落としているものがあったら、すみませんm(__)m)
これらは必ずしも一日で行われたライブばかりでなく、ツアーのベスト盤のものもあるので、一日のセットリストとしては正確な考察はできません。
ただ、少なくとも教授がセレクトして円盤化したという意味では、教授が自信を持ってお届けしたプレイリストということになるので、
この中から最新のオールタイムベスト・セットリストを検討する分には最適な情報ではないかと考えます。
早速、5点のCDのプレイリストを一覧表にしてみました。
同じ曲で3回以上収録されたものは色をつけてあります。
多いものから見ていきましょう。
全CDに収録されている「鉄板」曲
以上4曲です。
これらはもう…レギュラーといっても過言ではないでしょう。
この4曲は今回もすべて演奏されると見て間違いないだろうと思います!
4回収録されている曲
4回収録されたのは、これら2曲です。
「美貌の青空」に関しては、大貫妙子さんとのアルバム『UTAU』にも登場していますし、ピアノライブ以外のベスト盤CDの収録頻度も、海外でのライブ演奏頻度も高いので、教授としては思い入れの強い曲なんじゃないかと思われます。
悩ましいのは、「A Flower is not a Flower」が演奏されるかどうかというところ。
というのも、5点のCDの中では、2009~2013では毎回演奏されていますが、最新の『2020』で演奏されていないんです。
個人的には、教授のすべての曲の中でのマイベスト3に入る曲なので、ぜひとも演奏してほしい!
ちなみに、「A Flower is not a Flower」はJazzっぽく演奏されることもあり、『2013』では、最初何の曲だか分からないほどにアレンジされていました。
ぼくが好きなのは、『2010 / 2011』に収録されているバージョンで、一部に即興的なアレンジを施してあるものです。
この感じ、めちゃくちゃ好きです。
では、「A Flower is not a Flower」が今回演奏されるのかどうかを考察します。
iTunesから考察
そこで参考にしたいのは、
2022年11月23日現在、iTunesで販売されている教授の「Playing the Piano」2009年ツアー国内版24本のライブ音源です。
このライブの中で10回以上演奏された曲を多い順に並べると、下のグラフのようになります。
(このツアーでは全日程で最初の5曲が固定されていて、6曲目以降が日替わりだったので、以下のグラフでも6曲目以降に演奏されたもののみカウントしています)
横軸はパーセンテージです。
最多演奏曲は「美貌の青空」。
なんと79%という驚異の演奏率です。
ここからも、「美貌の青空」は文句なくオールタイムベストと言えます。
問題は「A Flower is not a Flower」です。
こちらはグラフに登場していません。
演奏率33%と意外に低いんです。
ですから、今回は「鉄板とは言い難い」という判断とします。
聴けたらラッキー!と思っておきます。
難しいのは、ここからです。
3回収録されている曲
ーーの6曲です。
どれもライブで聴きたいところですが、さてここから何曲演奏されるのか。
これも先ほどの表と照らし合わせ、50%以上の演奏率で切ってみると、
●Tango
●Tibetan Dance
●Aqua
一旦これらを「鉄板」認定し、セトリに加えたいと思います。
そうなってくると、ライブCDでは3回未満だけど、iTunesでの演奏率50%以上の
「Behind the Mask」「Happyend」「Asience」「Energy Flow」「Put Your Hands Up」
これらは今回どうなる?という話になります。
そこで次回、
③「枠」で予想してみる
の中で、それらの処遇と、セトリの残りの曲を検討してみます!
ここまでのセトリ決定曲は、8曲です。