【グアテマラ滞在記】考えごと
僕はいまグアテマラのアンティグアという町にいます。
母国であり、現在の居住地であり、仕事をしている場所である日本を離れ、外国の地で、仕事もせずに自分の好きなことをして自由な時間を過ごしています。
僕はこうしている時間がとても好きです。
好きと同時に、とても大切なことだともおもっています。
ここには、いつもとは違う文化があって、違う空気が流れ、違う人がいて、違う言語を使っていて、なんだかとってもリラックスできるんです。
もちろん、日本で忙しく仕事をしている日々も好きです。(自分が選んでしている仕事ですので)でも、自分はきっと不器用で複数のことを同時にできないのです。考えることと働くこと。それがちょっとしたストレスなんです。
で、仕事もせずに何をしているかというと、
考えたり想像したりしています。
「なにを?」って? - それは色々です。
その一つをシェアすることにします。
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結婚と終身雇用
ネットで日本のニュースを見ていると、よく結婚に関する記事を見かけます。芸能人の結婚や未婚率などくだらないネタからシリアスなものまで。
そういう記事を読みながら結婚について考えるんです。
「結婚ってなんなんだろう?」って
結婚ってある意味、ふたりの人間の間で取り交わされる終身雇用制度ってことですよね?
となると、結婚相手を見つけるということは、終身雇用を前提に採用してくれる就職先を見つけることと同じことと言えるわけです。
日本社会において終身雇用制度はすでに崩壊していて、新しい雇用形態を含めあらゆる働き方が可能な社会がすでにできつつあります。
個人的に、終身雇用制度には否定的ですし、すでに会社勤めはしない働き方をしています。
そう考えると、僕には結婚は向いていないことになります。
なぜって? - だって、フリーランスで複数の企業と業務委託契約をしているなんて、結婚に例えたら、結婚せず複数の相手とフレンド・ウィズ・ベネフィットな関係(都合の良い関係)を持っているヤツです。
ただ、ダメだし、幻滅等、諸々のネガティブな反応を承知の上でいうと、
それで
※そうおもっているだけで、そうしているとは言っておりませんっ!笑
なにが言いたいかというと、日本社会で、終身雇用制度が崩壊したと同様に、結婚という制度も崩壊しているわけです。
なので、「結婚」の二文字に重きをおく必要はもうないということです。
正直、結婚って企業の終身雇用制度と違って、契約書(婚姻届)には契約破棄(離婚)後の保証(例、年金や退職金)など何もない分、どちらにもメリットがあまりないんですよね。
なので、これからは、いま「結婚」と呼ばれているものを「終身雇用制度」とあえて呼んでみるのはどうでしょうか。
現在のプレナップ(婚前契約書)を正式な契約書とし、その契約を破棄する場合は、破棄後のルール(例えば、財産、親権や養育費等)を明確に記載するのです。
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などと、色々ぶっちゃけましたが、そんなようなことを日々考えています笑
「くだらない」とおもう人もいれば、「おもしろい」とおもう人もいるかとおもいます。
多様性の中で生きることをもっと楽しんでみたい…
そうおもう今日この頃です。