【グアテマラ滞在記】欲張りすぎは良くない(かもしれない)
いま、中米のベリーズという国にあるCaye Caulker(カタカナでは、キーカーカーというらしいが違和感しかありません。)という小さな島に滞在しています。
目の前にはエメラルド色の海が見渡す限りずっと続いています。
そよ風にヤシの木がそよそよと揺れ、葉が重なり合ってカサカサと音を立てて揺れています。
まさに”南の島”のあの一風景が目の前に広がっているわけです。
これまでカリブ海や地中海にまだ行ったことがなかった僕には、今まで行った島の中でも限りなく“南の島”に近いといえる島です。
(もちろんオーストラリアのグレートバリアリーフが絶景であることは変わらないのですが)
こういう島に来ると、なにかと欲張りすぎてしまった経験ありませんか?
「せっかく」という言葉を使い、あれこれとやってしまいがちです。
例えば、ベリーズには「ブルーホール」という、いわゆる地球に開いた穴で、超有名なダイビングスポットがあるのですが、そこを見るためにフライトやダイビングで数万円がかかります。
確かに超絶綺麗だとおもいますし、「ここまで来たのだから、あと一歩足を伸ばして」という気持ちも分かります。
ダメだとは思いません。お金に余裕があるならやったら良いと思いますが、
僕にはそんな余裕はないので自分の身の丈に合ってないことをしても、幸せが得られるとは限りません。
なので、僕は原点回帰という意味も込めて、考えてみたのです。
この島にいること自体が十分に特別なことであるということを。
そんなことをふと考えてしまった僕は今回のこの島滞在中、
絶景の島に来て何もしないでみた。
スノーケリングやダイビング、クルージングなど、お金があればいくらでも楽しみはありますが、何もしない楽しみ方もきっとあるはずです。
ひたすら、のんびりするのです。
朝早く起きて、朝日を眺め、
コーヒーを飲みながら書き物をし、
太陽に当たり海水浴をし、
疲れたらヤシの木の陰のハンモックで昼寝をし、
喉が渇いたら、キンキンに冷えたビール(僕は飲みませんが笑)を飲み、
お腹が空いたら、新鮮な魚のグリルを食べる。
僕にとっては、文句の付けようがないほど最高の南の島の過ごし方です。
僕はいま最高に幸せです。