【グアテマラ滞在記】スペイン語成果:一ヶ月
アンティグアでスペイン語の語学学校に通い出して1ヶ月が経った。
(書くのが遅くなってしまい、執筆時には5週目がおわろうとしてるのだが…w)
1ヶ月というのは、ある意味言語習得の期間の一つの区切りだとおもっている。特にこの1ヶ月はスペイン語習得の初月であり、一番成長率の高い期間であることは言うまでもない。
というわけで、僕のスペイン語は初月でどう変わったのか?
一言で表すなら、
簡単な日常会話に加え、相手がかな〜り手加減してくれたら頑張って初歩的な会話ができるようになった。
立派な進歩だ。
具体的な成果
簡単な日常会話とは、朝食で話したり、朝の挨拶やその日の予定などの会話やその日の出来事を説明できるレベルのこと。
ただこれは、「どこに行く(行った)」や「何をする(した)」などの簡単な動詞を用いた初歩的な会話であり、一階層でも深い話(感情など)をするとたちまちついて行けなくなる。
「相手が手加減してくれたら」というのは、喋るスピードのこと。
僕がスペイン語を勉強中で上手く喋れないことを知っている相手が、”僕のために”手加減をしてくれて、はじめて会話として成立するといった。
少しでも込み入ったことを説明するとき、僕は単語を探しながらしゃべれなくてはいけない。
例えば、
ある相手(友達)が、自分の友達を紹介してくれる前の会話で、僕が「彼は日本に住んだことがあるの?」と聞きたい時、
僕「El vivá? vive? vivió?」と三人称の時の動詞の変化を確認しながら聞いたりする。そうすると、理解のある友達は「El vivá. VIVÁ」と 正しながら答えてくれるわけだ。(※活用が間違ってたらすみません笑)
でも、全く僕の素性を知らない人はもちろん喋るスピードを抑えてはくれないし、活用を直してくれたりしない。
それが「相手が手加減してくれたら」の意味である。
とにかくまだまだ普通に会話するのは困難なレベルなのだ。
感情的には、「なんか自分少しスペイン語喋れるようになった気がする」と感じるレベルである。これはかなり個人差があるとおもうが、基本楽観的で自己肯定感の強い僕は大きな進歩を感じている。
さらに言えば、この感情の比較対象が1ヶ月前の自分だからなおさらだ。”最初と比べると”という言葉が上記の感情の前には隠れているのである。
ここからは歓喜と悲哀の繰り返し
ここからのスペイン語習得はいかにアウトプット(とにかく喋る)するかどうかで習得スピードや成果が変わってくる。
上の図はここ1ヶ月の学習内容をインプット(単語や言い回しの暗記)とアウトプット(スピーキング)のバランスを感覚的に表したもの。
見て分かるとおり、ほとんどインプットだった1週目から徐々にアウトプット量が触れていっている。今後は1対9くらいのバランスでアウトプットをしていく必要がある。
おそらく語学習得のプロセスで誰しもが必ずと言っていいほど経験することだとおもうが、特定の人との会話ではとても流暢に話せる時がある。その最たる例が、語学学校に通っていれば自分の先生が相手の時だ。喋れないときから手取り足取り教えてくれた先生は自分を話し方の癖を知ってくれているし、なによりも精神的な安心感があるからだとおもう。
「あれ?もしかして自分結構しゃべれてるかも…」と。
その一方で、街に出てネイティブと会話を試みて、全く会話にならず意気消沈する。「相手が何言ってるか全く分からんかった…あの時の流暢なスペイン語はどこにいったのか」と。
↑
それでいいのだ。僕は英語でこれをいやというほど味わった。でも、その繰り返しをしていくうちに、前に会話にならなかった相手と会話でできるようになり、ひとりまたひとりと喋れるようになっていくのだ。
改めて
ここ一ヶ月を振り返ると、最初の一週間でたくさんの単語や言い回しを覚え、そのスピード感は英語習得の時よりも明らかに早く、順調に進んでいる。
あえて、自分のスペイン語習得の一ヶ月の成果に対して自分なりに評価をするなら、100点満点中80点をあげることにする。
自分の努力のプロセスには厳しく、自分の努力の結果には甘くありたい。
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