【グアテマラ滞在記】行き方編
今回は都内から目的地アンティグアまでの行き方を書いてみた。
こういう情報って正直多くの人には全く必要のないものだけど、ひとり旅やなんでもひとりでやってしまいがちな人にとって実はあったらうれしい情報だったりする。自分も海外に行くときは基本ひとりなので…。
情報社会の今、調べればほとんどのことはネットで知ることができる。
が、保険というほどのことでもないが、知らない土地へ行くときに事前情報として調べる人も多いはず。
この情報がそんな人へのちょっとした安心材料になればとおもう。
*長文なので適当に読み飛ばしてね!
今回のルート↓
アエロメヒコ航空、成田空港発メキシコシティ経由グアテマラ着。
成田空港までの行き方
「今さら?」とおもうかもしれないが、飛行機に日常的に乗らない人にとっては成田空港なんてそう何度も行く場所でもないので、知らない人もきっといるはず。事実、僕は最近までこの方法のことは知らなかったし…。
都内からはTHEアクセス成田というバスが運行していて、約1時間半で成田空港まで行ける。運賃大人1人1,000円は成田エクスプレスより比べても安いし、銀座駅か東京駅から乗れて、乗り換えなしで行けるのもメリット。
バスなので時間帯やその日の交通状況によって到着時間が正確に読めないというデメリットはあるが、交通費を節約したい人で時間に余裕がある人にはオススメ。↓コレ
ちなみに…
上記のバスは、事前予約が必須ではないが、今回自分が乗った、とある1月の午前11時銀座駅発の便は満席だった。予約客を各停留所で順に乗せて、残りの座席に予約なし客を順に通していた。東京駅(最後に乗車ため停まるバスストップ)では、予約なしの希望客全員は乗れていなかった気がする。
インターネットで予約するのに数分で完了するので、時間通りに行きたい人は取ることをオススメしておく。
ついでに。
今回はじめて利用したアエロメヒコ航空の出発地は、成田空港第一ターミナル北ゲート。行くまで知らなかったが、成田空港第一ターミナル北ゲートは、成田空港の一番端に位置し、おそらく空港内で一番静かで閑散としているゲートだとおもう。日本の航空会社の青や赤などのメイン路線のチェックインゲートほど華やかな感じではないが、個人的にはこういう方が好き。
アエロメヒコ航空
成田空港からメキシコシティの空港までは約12時間半。
わりと長めのフライト。そして機内は、ほぼ満席。
今回のフライトはメインの航空会社はアエロメヒコ航空だったが、日本航空と他にもいくつかの空港との共同便らしく、色んな国籍の人が乗っていた。
客室乗務員はほとんどがアエロメヒコ航空のメキシコ人(実際は、間違っていたらすみません…)。ひとり日本人の客室乗務員もいたので、メインのアナウンスはスペイン語、英語、そして最後に日本語でも行われていた。メキシコ人の客室乗務員は当たり前だが全てスペイン語で接客をしてくる。あまり英語も通じない感じだったので、機内で不意打ち的に自分のスペイン語力を試されて…チーンw
機内でメキシコの入国審査カードが配られるが、国際線乗り換えでもメキシコへの入国はするので、基本的には機内に乗っている乗客全員がもらって記入しておく必要がある。
(↑こういうの大事。ひとり旅だと隣に聞ける相手もいないので、「メキシコに行くわけじゃないし、必要ないのかな」とかおもってしまいがちなので)
メキシコ国際空港に着いたら、乗り換えの人も到着の人も全員入国審査へと進む。入国審査を無事抜けると、受諾荷物を受け取るベルトコンベアがあり、その横に到着ゲート、つまり空港の外への出口がある。今回は、乗り換えなのでその出口は出ず、すぐ横にあるエスカレーターを登ると荷物検査場がある。そこを抜けると各フライトの出発ゲートと免税店などのエリアに着く。
メキシコシティー国際空港にて
今回の乗り換え待ち時間は4時間。短くもないが、外に出るほど長いわけでもないなんとも中途半端な時間。
メキシコシティー国際空港は中南米で一番大きい空港らしいので、免税店や飲食店などもたくさんある。買い物や食事をしながら次のフライトまでひたすら待つ。
今回、メキシコに滞在予定はないので、現地通貨(ペソ)は持ってないし。この短時間の滞在だけに換金するのももったいない気がする。クレジットカードで払えば何の問題もなかったが、そもそもそんなに物欲も食欲もなかった。同じ体勢でのロングフライトと機内食の後では食欲なんてあるはずがない。買い物だって空港の免税店で売ってるものを買えるほど金銭的な余裕も鞄にスペースもない。
というわけで、こうして書いているのである。
ちなみに空港内はフリーWiFiはない。使えるとすれば、唯一店舗付近にわずかに飛んでいるスタバのフリーWi-Fiくらい。
フライト遅れる
トラブルというほどのことではなかったが、メキシコからグアテマラへのフライトは出発が約1時間半遅れた。
機内へ入る前の段階でフライト遅延はすでに決まっていたようだ。なのに、遅延が分かったのは機内に搭乗してから。というか、滑走路付近で動かないこと1時間半…的な遅延だった。
気になったのが、同じ遅延は遅延でも日本とはなんだか勝手が違う。スタッフが誰も急いでいる様子がない。さも当たり前のことかのように平然としている。日本では一分一秒一刻の遅延も許されないかのごとく、スタッフ全員が急いでいるのに。(日本の対応が悪く聞こえてしまいそうだが、決してそういう意味ではないので誤解しないでいただきたい)
機内へ乗り込んで、やっと出発とおもいきや、そこからが長かった。滑走路までをチンタラチンタラしてて一向に加速しない。そのまま1時間が過ぎた。
たぶん、時差ボケのせいだとおもうが、機内の座席に着いたらすぐ睡魔に襲われてそのまま寝てしまった。ふと起きて窓から外を見るとまだ飛行機は空港にいる。一瞬だがグアテマラに着くまで爆睡してしまったかとおもったが、数秒後には空港からまだ離陸すらしていないことに気がつく。
ようやく離陸して綺麗に染まる夕日の中、グアテマラへ向け約2時間のフライト。
途中、機内から見えた雪化粧を纏ったマウンテンピーク(メキシコのどこかの山だとおもう)はなんとも神秘的な風景。写真はそのとき撮ったもの。
アンティグア行きシャトルバス終了
フライト遅延の影響は、実はグアテマラの空港に着いてからあった。到着は首都グアテマラシティにあるグアテマラ国際空港。そこから僕が行く予定のアンティグアまでは車で約1時間はかかる。到着が遅れたせいで、予定していた空港からアンティグアまでのシャトルバスの最終便に乗り遅れるという失態。
事前に送迎バスの手配をせずに現地でどうにかしようとするとこういうことになる。計画性のなさはこういう時に痛い目にあうのだ。
たぶん、アンティグア行きのシャトルバスは午後7時くらいが最終なのだとおもう。結局、残された選択肢はタクシーかUber。WiFiもつながらないので、消去法でタクシーで行くしかなくなった。タクシー代US$35と予定より3倍の交通費がかかってしまったが、こればかりはどうしようもない。
こういうことになりたくなければ、事前に宿までの送迎を手配するか、フライトの到着時間を早めの時間帯にすることをオススメする。
さらに「ちなみに話」をすると、タクシーを乗ってから現地通貨(ケツァール)はもちろん、米ドルでも全額の$35は手元に持ち合わせていなかった。ツアーのお客さんからもらった豪ドルのチップを幸運にも財布に入れていたので、それで代用。タクシーの運ちゃんは英語が喋れずコミュニケーション取れなかったが、ジェスチャーと笑顔と気合いで伝えて事なきを得た。
現地時間21時過ぎ、予約しておいたアンティグアの宿に到着した。
都内の家を出発して、現地に到着するまでにかかった時間
成田空港までの移動 + フライト待ち時間 = 5.5時間
フライト(東京 - メキシコ)= 12.5時間
乗り継ぎ待ち時間 + 遅延時間 = 5時間
フライト(メキシコ - グアテマラ)= 2時間
空港からアンティグアまでの移動時間 = 1時間
計26時間
こうやってグアテマラまで行く。
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