【グアテマラ滞在記】スペイン語成果:一週間
¡Buenas tardes!
スペイン語を勉強し始めて1週間が経過したので、その成果と変化をシェアすることにする。できるだけ詳細に書きたいとおもう。
ゼロベース
すでに書いていることだが、ここグアテマラに来たときに僕が知っていた単語は2語だ。正確に言えば、知っていて考えなくても口から出る単語が、「Hola」と「Gracias」だけだった。自分でも「そんなの嘘だ!」と言いたくなるが、実際1から10の数字ですら、「えぇと」という一瞬の思考がないと出てこない。
というのが、僕のスペイン語習得のスタートラインだった。
そこから一週間。語学学校で5日計20時間の授業と日常生活をほぼスペイン語で過ごした結果僕のスペイン語はどうなったか…
結果からいうと、全く喋れるようになっていない。← 当たり前だ。
僕のスペイン語のスキルを知らないランダムな人と話をしようものなら、もうヤバい。喋るスピードが早すぎて何も聞き取れない。相手が最初の質問を投げかけて、僕の返答を(聞いてではなく)見て、会話が強制的に終了するか、親切な人なら頑張って英語を使い出すかのどちらかだ。
まともな会話
僕の状況を理解してくれている語学学校の先生やホストファミリーとでさえ、まともな会話はできていない。”まともな会話”というのは、自分と相手の会話量がなんとなく同等になっている会話のことを指すとする。
上の会話は実際にホストマザーとした自分がしたことなのだが、どう考えてもまともな会話とはいえない。また、僕が「Si(はい)」や「No(いいえ)」だけで答えているのもまともな会話とは言い難い。
言いたいことが言えないことはやるせなさを感じるが、いちいち落ち込んだり、自信をなくしたりすることはない。それは英語を身に付けるときに十分過ぎるくらいした。その点はポジティブな点といえる。
単語量
それに、一週間前と比べると聞き取れる単語量は確実に増えた。
この一週間で、覚えられたor覚られていないを含めインプットを試みた単語は約250語。
もちろん、すんなり覚えられた単語もあれば、何度覚えても覚えられない単語もある。
インプットした単語を記憶の度合い別に分けて、現状を数値可してみた。
インプットした単語を全て「考えなくても使える単語」にすることが目標であるが、見ての通り現状【2%】。
「Cómo estas」などのごくわずかなフレーズがようやく脳の記憶ボックスから思考回路を介さずに口から出てくれるようになった。大きな進歩だ。
やはり、一番多いのが、覚えたつもりでいても、いざ会話になると使えないし、聞いても認知できない単語が半分以上(70%)。これがリアルだ。
正直、言語習得において大きなハードル(壁)となるのが、これらの覚えた単語を使える単語にしていくかどうかだとおもう。このハードルを越えない限りは、いくら単語を覚えても、言語習得をしたとは言えない気がする。その壁に直接ぶつかることができて、痛い目にあいながらも越えていけるのが現地での語学習得だとおもう。
だから、個人的な意見として、日本で単語帳から単語を覚え、数少ないアウトプットで習得していくより、現地に行って生活して習得していくことをオススメするのである。
英語の弊害
英語圏で生活をしばらくていたことで、アルファベットにはある程度の慣れがあるが、それによってメリットとデメリットが同時に生じている。
メリットは単純に、日本語だけで生活していた人と比べたらアルファベットへの抵抗が少ない。
一方、デメリットとしては、アルファベットを読むときに英語読みに慣れすぎて、英語とは違ういくつかのスペイン語でのアルファベットの読み方をよく間違える。
例えば、
ちなみにこの説明をするのに、アルファベット以外を使う言語(日本語)を知っていてよかったとおもうw
Genteをヘンテってまじでなんだよ!笑
そういうものとして覚えるしかないのだが、その単語を見ても脳みそに「ヘ」から始まる単語の信号が送られないんですわ…
変化球の対応に苦しむ
おそらくスペイン語に限らずどの言語でも動詞の変化や特有のルール(例えば、男性名詞、女性名詞の使い分け)があるとはおもうのだが、その対応に苦しんでいる。基本的な対応方法として、ルールの法則性などを見つけるよりとにかくそういうものとして反復的に身に付けていくことが必要。カギは反復練習とそれに耐える忍耐力だ。
さいごに
ただ、総じて新たな言語習得は楽しい。
さぁ今日もスペイン語を勉強するとしよう。