自ら選んできたということ

私は家族というものがあまり好きでは無かった時期があります。
やはりどうしてもうるさく感じてしまったりとか、
自分のやりたいことを反対されたりとか、
そんなこともあります。

以前、レイキヒーリングを学んでいた時、練習で、母の体をヒーリングしたことがあります。
※レイキヒーリングについての説明は割愛します。
そのとき「ああ、私は間違いなく、この人から産まれてきたんだ」と
確信したことを覚えています。

当たり前と思われるかもしれませんが、大きな愛を感じた瞬間でした。

また、幼少期には父に厳しくされたため、父のことが苦手でした。
いつも、話をするときに身構えるような気持ちでした。
こちらはインナーチャイルドの癒し等で、徐々に関係が良くなり、
普通に話せるようになっていきました。
正直、長い時間がかかりました。
私自身が年齢を重ねたことも、要因かもしれません。

親を選んで生まれてくる、と、よく聞きます。
先祖も同じですよね。きっと。
争いや疫病等を超えて、繋がれてきた命。
そう思うと、あまり好きではなかった祖父母の遺影に、
感謝の気持ちが湧き出てきます。

苦しい期間が長いと、もう出口は無いかもしれない、と思うことがあります。
でも、その長い時間で、確実に自分自身の軸が太くなるし、
枠も広がっていきます。

ちゃんと愛されているから大丈夫。
そのことを学んで、腹に落とし、
そばにいる人たちに与えていく。
そういう意味で、この親を選んできたのかもしれません。

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