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松戸市議会事務局に情報公開請求をしました①

注意:今回は、ご紹介する公文書の写しはありません。

 お疲れ様です。あいなです。
 第3回目の情報公開請求は、3か所ほぼ同時期に情報公開請求することになりました。

 今回の記事は、松戸市議会事務局の件になります。


こちらは当時Twitterで呟いていたものをまとめたものです。

申請内容については、過去の記事をご参照ください。


2022年8月22日、申請

申請内容

2021年6月定例会から現在までに提出された陳情書の目次が見たい。

説明

 最初は、千葉県議会事務局と同じような申請内容(先に目次を見せてもらう)で情報公開請求書を送付しました。

 しかし書類の到着後すぐに松戸市議会事務局から連絡があり、松戸市議会では陳情書の目次を作っていないという説明を受けました。

 松戸市議会事務局での陳情書の受付方法は…
 ①事務局の受付に陳情者が持ち込む
 ②議長宛てに陳情者が郵送する
 …という2通りがあるそうです。

 ①の場合は、事務局が受付綴(うけつけつづり)というものを手書きで記入し、何月何日に誰がどういう内容の陳情をしたのかが分かるようになっているようです。

 ②の場合は、事務局では内容を確認・保管はするものの、特に受付綴には記録されないそうです。

 いやぁ…いろいろあるんですね…(含みがある)

 事務局の人によれば、私が一番最初に申請した内容(目次が見たい)だと、①は受付綴に記載はされているのでこれを目次扱いとすれば件名が見られるのですが、②は記載が無いので何も確認することができないです、ということでした。

 改めて担当の方にご相談させていただいたところ、松戸市の陳情は年に15件ぐらいなので、量を考えて私の方で問題が無ければすべて取得した方がいいかもしれない、ということになり、挙句、担当の方には「現在受付中の2022年9月定例会に提出される陳情も開示できるか確認します」という大変ありがたいお話もいただき、その方向で進めさせていただくことになりました。

 というわけで、開示期限ギリギリで9月議会が開催されるということで、2021年6月定例会(交通安全啓発動画が公開される以前の議会)から2022年9月定例会までまるっと1年間に松戸市議会に寄せられた陳情書を全て取得することになりました。

 以前Twitterのスペースで、松戸市議の方が市議会へ寄せられたVtuber支持の市民の声についてお話されていましたので、陳情が全く無いということは無いというのは確信がありました。

「私も開示請求とかいろいろしたんですけれども。陳情ってあるじゃないですか。陳情って松戸市議会って郵送で来るとそれって議長が閲覧するだけで返事もしないで見て終わりなんですよ。で、議員とかにも来ないんですよ。こういうのが来ましたっていうのが来ないんですよ。郵送で、戸定梨香さんの名誉回復を求める陳情とかそういうのは、あの、来てたのは確認しています。」
「あっ、陳情は結構来てたんじゃないかっていう事ですね。」
「実際の松戸市民の人が出している陳情もわたし見ました。」
「戸定さんを応援しているっていう側の…」
「そうそうそうです。そうなんです。そういった陳情をやっぱり出している方、居たんですよ。」

Twitterのスペース対談の一部抜粋(現在は削除されています)

訂正後、口頭で担当の方に伝えた申請内容

2021年6月定例会から現在までに提出された陳情書

説明

フラグです。


2022年9月15日、受領

交付された公文書の写しについて

今回の開示請求で交付された公文書の写しは、以下の通りです。

  • 2021年6月定例会から現在までに提出された陳情書の文書表 23枚


失敗談と次へ生かすための反省

なかった…(´・ω・`)

 結論から言うと…今回取得した文書表の中には、ご当地Vtuberに関する陳情は存在しませんでした

 ただ、頂いた書類を調べてみたところ、令和3年12月定例会ぶんと令和4年度3月定例会ぶんの陳情書の文書表が無い…ということが分かりました。

 併せて、『陳情書を3月21日付で全地方自治体に郵送をした』とnote記事上で公表している女性スペースを守る会さんの陳情書の写しが交付されていないということも分かりました。

 もし本当にこの2021年9月下旬~2022年3月頭までの期間には陳情書が全く届いていないということなら、事務局の方から公式に文書不存在のため不開示という証明を文書で出して欲しいな、と思ったので、担当の方に確認&問い合わせをしました。

 すると、衝撃の事実が判明しました…。

『陳情書の文書表』と『陳情書』

 上記にもありますが、松戸市議会事務局での陳情の受付方法は、①事務局に陳情者が直接持ち込む、②議長宛てに陳情者が陳情書を郵送する、という2通りがあるそうです。

 そして、2度目の電話で判明したのは、①のパターンで受領した場合だけ事務局で『文書表』を作成するという衝撃の内容でした。

 …そう。今回交付していただいたのは、①だけでした。

 えー…私、当初は陳情書の全部の件名だけ知りたくて、電話で受付綴の話も聞いて、郵送で受理したぶんは受付綴には無いって知って、「費用はかかってもいいから全部の陳情の内容が見たい」という希望も伝えたのに…その挙句に『文書表』だけ交付されるとは…とほほ。

 私の伝え方&言い方が悪かった…と言えばそれまでなのですが、お役所の方がしてくれる配慮と忖度には視野限度がある、ということを改めて猛省しました。

 次からはしっかりと確認しなければ。

『陳情書』に区別があるという疑問と納得

 陳情書は、簡単に出来る政治参加ではあるようなのですが、その手軽さがゆえに、どんな内容でも送れてしまうようなのです。

 『隣の家から出る怪電波が私の脳内を覗いているので規制して欲しい』とか『都市再整備計画には絶対に私の考えた案を使いなさい』とか…そういう困ったさんの陳情を、いちいち全部受け入れて真面目に議会で審議するわけにはいかないんだろうな…というのも事務側への同情としてはあります。

 好ましくない妙な内容の陳情書だと勝手に判断して、受付で陳情書を受理しない、と突っぱねられたという話も聞いたことがあります。

 そういった陳情書の内容や陳情者によって議会への要望を届けられない行政というのを、不満に思う人たちがいるのも、現状として同情できます。 

気付いてしまった…

 うーん…もしかして私のやってることって反体制行動&迷惑行為なんですかねぇ…だとしたらすみません…って感じなんですが…
 この記事は、事務局の人や議員のお仕事にケチ付けているわけではなくて、単純に事務作業のルールへの不満や自分への反省を込めた愚痴なので…あと元派遣事務からのいち意見ですので…

疑問点

 松戸市議会、陳情は事務側で選ぶし、請願は『根回し』して説得してからやれって言うし、わりとコミュニティの結束の強さを感じます。
 党の組織票というよりも、地元の声が大きいコミュニティの票がめちゃ強いのかなーとも思いますが、実際に松戸にお住まいの方はいかがお考えでしょうか…?

(11月に選挙あるので、松戸市議会も盛り上がっております。注目です)

結論

もう一回、情報開示請求書出しましたよ。(当然のような顔)
(ただ、今9月定例会真っ最中なので、そこはちょっと担当の方ごめんなさいというお気持ちです…ほんとごめん…ごめんて…)

 次回はどこから書類をいただけるのかな…開示請求の期間延長通知が届いたり、問い合わせの返答が無かったりしていて、どこがどうなっているのか…ちょっとnote記事にして整理してみます!

 続きが気になった方は、このアカウントをフォローしていただき、次の記事をお待ちくださいませ。

 では、また。

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